Lenovo V14とV15は2023年2月発売のノートPC。
今年で4世代目なのでGen 4と付いています。
良い点は
・有線LANポートあり
悪い点は
・ボディが樹脂製
・CPU性能は高くない(Ryzen 7000番台だけど高くない)
・タイプC充電できない
・生体認証なし
です。
まあ簡単に言うと、おすすめしない製品です。
この価格帯はライバルが強いので、いまの6万円台だと買う必要はないかと思います。と言っていたら、3月に5万切る価格になりました。これならまあ買ってもいいと思います。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home / 11 Pro
CPU: AMD Ryzen 3 7320U、Ryzen 5 7520U
メモリ: 8GB
SSD: 256GB
ディスプレイ: 14インチ/15.6インチ FHD(1920x1080)、IPS
USBポート: USB-C x1、USB-A x2
インターフェイス: 有線LAN、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: HD(720p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証なし
重量: 1.43kg/1.65kg
旧モデルはディスプレイがTN液晶でしたが、新モデルではIPS液晶になっています。致命的な弱点が解消されたことは良い点です。
しかしボディが樹脂製、生体認証なしなどマイナス点が多いです。
10万以下のPCを買うときの9個のチェック項目。
Lenovo V14 V15 | Inspiron 14 5425 | |
ボディがアルミ合金 | × | 〇 |
画面の縦横比16:10 または3:2 | × | 〇 |
IPSディスプレイ | 〇 | 〇 |
Webカメラ FHD (1080p) | × | 〇 |
プライバシーシャッターあり | 〇 | 〇 |
USB-Cあり、USB2.0なし | 〇 | 〇 |
タイプC充電可能 | × | 〇 |
フルサイズSDカード | × | 〇 |
顔認証 or 指紋認証 | × | 〇 |
本機は9個中3個しか満たしていません。
DELL Inspironが満点で価格は6.9万ですから、それと比較すると本機は見劣りします。
2月24日時点ではRyzen 3モデルが6.5万円(税込、送料込)ですが、買うとしたら5万円台になってからでしょうか。
◆Ryzen 3 7320Uについて
Ryzen 3 7320Uは性能高くないです。
まあ普通にネットや動画視聴するくらいなら快適ですが、画像編集や動画編集には向きません。PassMarkのスコアは2021年のRyzen 5よりも下、2021年のRyzen 3と同等レベルです。
7000番台の下2桁が20になってるやつ(=7X20)はおすすめしません。
◆まとめ
- IPS液晶になったのは良い点
- ボディが樹脂製、生体認証なし、タイプC充電不可
- Ryzen 7020シリーズがイマイチ
- ほぼ同じ価格帯で2ランク上のPCがある
この価格帯ではDELL Inspironが強いです。
◆追記
Lenovo V14が大幅に値下がりして4万円台(49,940円)になりました。これなら買ってもいいと思います。
その場合は、上で述べてきたマイナス点を覚悟して買いましょう。