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【レビュー】mouse DAIV 4Pは買いか!? ディスプレイ良し、性能良し、軽さ良し。

mouse(マウスコンピューター)のDAIV 4Pは2021年6月発売の14型ノート。

  • 超軽量985g
  • CPUはインテル第11世代Core i7
  • 明るいディスプレイ
  • フルサイズSDカードスロット付き

という特徴をもっています。

マウスコンピューターからレビュー機を貸出ししてもらい、パフォーマンスをチェックしてみました。

結論から言うと、とても良いです。

画像編集(RAW現像)用PCとして使いやすく、性能面でも文句のない仕上がりとなっています。

基本辛口なぼくですが、このDAIV 4Pには高評価を付けたいと思います。

レビュー機のスペック

・CPU:Core i7-1165G7
・メモリ:16GB (8GB x2)
・SSD: 512GB
・ディスプレイ:14型 (1920×1200) 、非光沢
・USB: USB-C x2、USB-A x2
・インターフェイス:HDMI、SDカード、ヘッドフォン
・Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
・重量: 985g

CPUがCore i7-1165G7、メモリ16GB(デュアルチャネル)、SSD512GBという構成です。

6月30日時点の価格は14.6万円(税込、送料込)となっています。

985gという軽さを考えれば、かなりの安さです。

メモリは最大64GBまで増設可能、SSD容量は最大2TBまでいけます。

DAIV 4Pの場合、外部グラフィックスは搭載していないので、画像編集や3DCG作成をバリバリやるというよりも画像編集(RAW現像)用に特化していると言えます。メモリは16GBで十分かなと思います。

オプションでMicrosoft Officeを付けることもできます。

デザイン、ディスプレイ

筐体カラーはシルバー。

天板はマグネシウム合金を使用しており、DAIVのロゴが入っています。

キーボード面の色もシルバーで、高級感はまずまず。指紋も目立ちません。

重量は985g

14型ノートとしては非常に軽いです。

手に持ったときの剛性感も良く、片手で軽々扱えます。

ディスプレイは非光沢タイプで映り込みは最小限に抑えられています。

  • 輝度(明るさ) 350nit
  • 色域 sRGBカバー率 100%

明るく、自然な発色で色再現性の高いディスプレイです。

写真はLenovo IdeaPad Slim 550 (2021年モデル)との比較。

IdeaPadの輝度は300nitです。
DAIVの方が少し明るく、また色も鮮やかです。

驚くのは額縁(ベゼル)の細さ。

指の爪と比べてもらえれば、この細さがわかってもらえると思います。

最近はどのメーカーも狭額縁タイプのディスプレイですが、DAIV 4Pの狭額縁は本当に細いです。ぼくが見た中では1、2を争う入るくらいの細さです。

実際に画面を見て作業していても、没入感が違います。額縁の細さが作業効率アップにつながるということが新しい発見でした。

ディスプレイのアスペクト比(縦横比)は最近の主流である16:10です。
16:9よりも縦が少し長いので、Webページを閲覧する際に多くの情報を表示されます。こちらも作業効率アップに寄与するポイントです。

残念なのはディスプレイ上部のWebカメラ。

使用しないときにカメラを隠したり、ワンタッチでスイッチをオフにできる機構が多くのメーカーで採用されていますが、このDAIV 4Pにはそれがないようです。

Webカメラのシャッターが唯一気になった点ですが、それ以外はほぼ100点に近い出来だと思いました。

良い: 985gと超軽量
良い: 明るく色域の広いディスプレイ
良い: 額縁(ベゼル)がめちゃくちゃ細い
悪い: Webカメラをワンタッチでオフにできない

ベンチマーク

CPUはCore i7-1165G7

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、11983というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は、

Core i7-1165G7: 10605

となっています。

レビュー機は平均よりも少し上。期待よりも良いパフォーマンスでした。

ちなみに電源から外してバッテリー駆動時のスコアもとってみると、12334と少し上昇しました。バッテリー駆動時にパフォーマンスが低下しないのは良い点です。

リアルなアプリの快適度

さらなるテストとしてPCMark10を実施しました。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

Essentials(一般的な利用) 9113 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)6882 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 4987 (目安3450)

すべての項目で目安となるスコアを余裕で上回りました。
Core i7の守備範囲の広さがわかります。

PhotoshopでRAW現像

実際にPhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

その結果が下の表になります。

インテル第11世代でAdobeのLightroomやPhotoshopとの相性も良いです。
Adobeを使うならRyzenよりもインテルの方が安定しています。

軽めのゲーム

最後にファイナルファンタジーXIV 漆黒のヴィランズ(2019年発売)でベンチマークをとってみました。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは4306、「快適」という結果でした。

本機は外部グラフィックスを搭載していないのでゲームは軽めのものまででしょう。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
○画像編集(RAW現像)
△動画編集
△ゲーム

という目安になります。

良い: インテル第11世代Core i7で守備範囲が広い
良い: バッテリー駆動時もパフォーマンスが低下しない
良い: Adobeソフトとの相性が良い

キーボードの配列と打鍵感

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.2mmです。

ストロークは浅めですが、押したときにバネ感を感じられるキーで押し心地はなかなか良いです。

キーボードはバックライト付きなので暗い所でもキーが光ります。

キー配列もオーソドックスです。
ただEnterキーの下半分が微妙に細いです。

筆者の場合、Enterキーは下半分を叩くことが多いのですが、本機の場合それが細いのでいつも感覚でタイプすると小指が微妙に届かないということがありました。

慣れれば問題ないと思いますが、ちょっと気になる点です。

あと電源ボタンが右上に配置してあるのですが、これがちょっと小さすぎです。

デザイン上しょうがない部分はあるのかもしれません。

タッチパッドは132×80 mmと広く、とても滑らかです。
触り心地が良く、ちゃんとお金をかけて作ってあることがわかります。

良い: キーの打鍵感はまずまず
微妙: Enterキーが少し細い
微妙: 電源ボタンが小さい
良い: タッチパッドが滑らか

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが2つとUSB-Aが2つです。

USB-Cの1つはThunderbolt 4なので転送速度は40Gbpsと高速、さらにモバイルバッテリーから充電できますし、映像出力にも対応しています。

もう1つのUSB-Cの速度は10Gbps、映像出力に対応しています。

HDMI端子も付いているので、全部で3つの映像出力ポートが備わっており、本体のディスプレイを合わせると最大4画面同時出力が可能になっています。

他にはフルサイズのSDカードスロットとヘッドフォンジャックが付いています。

14型ノートはこのSDカードスロットが付いていないPCが多いのですが、DAIV 4Pにはちゃんと付いています。

RAW現像ノートとして考えるなら、SDカードスロットは付いていてほしいインターフェイスです。デジカメ用のSDカードを直接挿すことができるのでとても便利です。

良い: USBポート4つ
良い: 最大4画面同時出力
良い: フルサイズSDカードスロット付き

バッテリー、排気音、熱など

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約6.5時間でした。

バッテリーライフは平均的でした。

本機は軽量薄型設計のため、熱が少しこもりやすいです。

負荷をかけたときにその熱を逃がすために頑張ってファンが回るのですが、そのファン音がけっこう大きいです。

通常時は気にならないですが、出先でRAW現像をやろうと思ってる人は注意が必要です。今後BIOSのアップデート等で改善される可能性もありますが、現状では、音と熱に関してはマイナス点です。

性能と軽さは素晴らしいだけに、惜しい点です。

ちなみに動作モードを「静音モード」にすると、ほとんどファン音がしなくなりますが、その場合は性能が半分くらいに落ちます。

バランス的にはデフォルト設定が現状ベストでしょう。

悪い: 負荷時のファン音が大きい

評価まとめ

短所
・負荷をかけたときのファン音
・Webカメラの物理シャッターなし

長所
・超軽量985g
・明るく色域の広いディスプレイ
・USBポート4つ
・SDカードスロット付き

全体的にとても良く出来たPCだと思いますが、最後のファン音だけは惜しかったです。音は負荷がかかる作業のときのみなので、許容範囲ではありますが、できるならBIOSアップデート等でもう少し良いバランスに改善できればいいなと思いました。

長所はたくさんあります。
個人的に素晴らしいと思ったのはディスプレイ。めちゃくちゃ細い額縁(ベゼル)で没入感がありますし、輝度や色域も画像編集用として申し分ない品質でした。

あとこの軽さでデジカメのSDカードを直接挿すことができるというのも大きいです。

DAIV 4Pは画像編集用のノートPCという位置付けですが、別に画像編集はしなくてもビジネス用のモバイルノートとして活用することも可能です。

重量は985gで持ち歩きOK。
軽くて性能が良くて、USBポートは4つ付いています。
キーボードもまずまず打ちやすいです。

通常のモバイルノートとしてもトップクラスです。

Lenovo Yoga Slim 750i Carbonとの比較

900g台の軽さと、性能の良さでライバルとなりそうなのがLenovoのYoga Slim 750i Carbonです。

Yoga Slimは965gで13.3型、DAIV 4Pよりも少し軽くてコンパクトになっています。

CPUは同じCore i7-1165G7。ディスプレイは2560×1600の高精細です。これがYogaの優位な点。

DAIVはFHD相当の1920×1200ですが、ディスプレイ輝度は350nitで若干DAIVの方が明るいです。

またUSBポートが4つあったり、フルサイズのSDカードスロットがあったりと拡張性は完全にDAIVが優位です。

特にRAW現像用PCとして考えるなら、SDカードスロットがぜひ付いていてほしいポートですから、それがあるDAIVの方が良さそうです。

6月30日時点の価格もDAIVの方が少し安くなっています。

安さと使いやすさで選ぶなら、mouseのDAIV 4Pをおすすめします。

7月7日まで夏のボーナスセール中です。

公式ストア mouse DAIV 4P

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