DELL Inspiron 14 5430は2023年1月発売のノートPC
- CPUは第13世代インテルPプロセッサ
- 14インチ FHDディスプレイ
- Thunderbolt 4対応のUSBポート
という特徴があります。
2月3日時点ではまだ販売されてるモデルが1つだけです。
まずはそのスペックを見ていきます。
◆スペック概要
CPU: Core i7-1360P
メモリ: 16GB (8GBx2) LPDDR5 4800MHz
SSD: 1TB
ディスプレイ: 14インチ 1920×1200、非光沢、IPS相当
USBポート: Thunderbolt4 (USB-C) x1、USB-A x2
インターフェイス: SDカード、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: FHD (1080p)
顔認証なし、指紋認証あり
重量: 1.53kg
2月3日時点ではCore i7、SSD1TBの構成のみ販売されており、13.0万円(税込、送料込)。新モデルの価格としては妥当なところでしょう。1つ型落ちの2022年モデルはCPUがCore i7-1255Uで11.5万円(税込、送料込)です。
CPUは第13世代インテルのPプロセッサです。
PシリーズはUシリーズよりもパワーがあるので、画像編集や動画編集もこなせます。
Core i7-1360P | Core i7-1260P | Core i7-1255U | |
コア数スレッド数 | 12コア16スレッド | 12コア16スレッド | 10コア12スレッド |
ブースト周波数 | 5.0GHz | 4.7GHz | 4.7GHz |
TDP | 28W | 28W | 15W |
PassMarkスコア | 19000~20000 | 17197 | 13853 |
まだベンチマークは出ていませんが、第12世代の1260Pよりも15%くらいは上のスコアが出るのではないかと予想されています。
インテルの良いところは、Adobeソフトとの相性が良い点。Lightroom、PhotoshopはAMD Ryzenよりもインテルの方が速いです。
◆ディスプレイが少し弱い
DELLのInspironはミドルスペックの代表格みたいなところがありますが、CPU性能だけ見ればもうハイエンドと言ってもいい存在です。
ただ問題はディスプレイ。
・解像度 1920×1200
・アスペクト比 16:10
・輝度 250nit
・色域 sRGBカバー率 63%
・リフレッシュレート 60Hz
と16:10以外は数年前の仕様と変わっていません。
ハイエンドなら、
・輝度300nit
・sRGBカバー率 100%
の2条件はクリアしてほしかったですが、それだと価格が2~3万上がりそうなので難しいところです。
不満がある人は外部モニターを用意して対応することも考えておきましょう。
もっとも、Youtubeを見たりする分にはこれで何も問題ないです。
写真は2022年のInspiron 14 5425です。
◆USB-CがThunderboltに
今回はUSB-CポートがThunderbolt 4になっています。
・転送速度 40Gbps
・PD対応(モバイルバッテリーから充電可能)
・映像出力対応
という万能ポートが1つあるのは良い点です。
しかもフルサイズのSDカードスロットも付いているので、インターフェイスはかなり充実しています。
◆まとめ
- 第13世代インテルになり性能アップ
- ディスプレイは弱め。
- インターフェイスは充実
悪くはないのですが、InspironシリーズはインテルよりもAMD Ryzenモデルの方が人気です。
コスパを求めるなら、CPUをAMD Ryzenにした方がいいです。
インテルはLightroom、Photoshopなどを多く使いたい人向けです。