DELLのNew Inspiron 14 (5435)は2023年3月発売のノートPC
- DELLで毎年一番人気となるInspiron 14のAMDモデル
- CPUはAMD Ryzen 7030シリーズ
- ディスプレイは16:10
という特徴があります。
2023年モデルのスペック表を見ていて1つ気になったのはUSBポート
・USB-C x1
・USB3.2 Gen 1 x1
・USB2.0 x1
低速なUSB2.0が1つ入っているんですよね。
2022年モデルはUSB2.0はなくて普通のUSB3.2だったのに、本モデルは微妙にコストを削っていますね。
そんな細かいところ・・と思う人もいるかもしれませんが、Inspironはそういう細かいところも手を抜かずに作ってあるのが良いところ。それを知ってる人間からすると「あれ?」と思うのが自然です。
ただそれ以外は、非常にまとまった仕上がりになっていると思います。
スペック概要を見ていきましょう。
◆スペック概要
CPU: AMD Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7750U
メモリ: 8GB、16GB (どちらもデュアルチャネル)
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、非光沢、IPS
USBポート: USB-C x1、USB3.2 Gen 1 x1、USB2.0 x1
インターフェイス: SDカード、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証あり(要確認)
重量: 1.59kg
カラーはプラチナシルバーとダークリバーブルーの2種類。
基本はシルバーですが、ダークな色合いにしても良さそうです。
CPUはRyzen 7030シリーズ。
Ryzen 5 7530Uは性能アップしていますが、Ryzen 7 7730Uは2022年から性能が変わっていません。
買うならRyzen 5がお得です。
メモリは8GBでもデュアルチャネルになりました。
これは朗報。2022年モデルは8GBx1のシングルチャネルでした。
画像編集、動画編集、ゲームといった用途に使う場合はデュアルチャネルの方が圧倒的に速いです。
3月5日時点ではRyzen 5、メモリ8GBで9.0万と高めです。
今後値下げされて7万円台になると予想しています。
◆ディスプレイは平均的
Inspiron 14はクリエイター向けではなく、普通にネットや動画視聴、ワードエクセルをこなすためのノートPCなのでディスプレイが少し弱いです。
・解像度 1920×1200
・アスペクト比 16:10
・輝度 250nit
・IPS相当 (広視野角)
・色域 sRGBカバー率 63%
・リフレッシュレート 60Hz
という平均的な仕様です。
写真は2022年のInspiron 14 5425。
非光沢なので映り込みが少ないですし、視野角も広いです。
◆インターフェイス
冒頭に書いたとおり、USBポートは
・USB3.2 Gen 2 Type-C (10Gbps)
・USB3.2 Gen 1 Type-A (5Gbps)
・USB2.0 (480Mbps)
の3つ。
USB2.0だけ速度が遅いです。マウスに使うのであれば問題ないです。データ転送にはできるだけUSB3.2を使うようにしましょう。
USB-Cは、PD対応なのでタイプC充電可能です。また映像出力にも対応しています。
1つ良い点は、フルサイズSDカードスロットの存在。
デジカメを使う人はこれがあるとデータ取り込みが便利です。
◆2022年モデルとの比較
Inspiron 14 5425は2022年発売で現在は在庫処分セール中。
Inspiron 14 5425 | Inspiron 14 5435 | |
CPU | Ryzen 5 5625U | Ryzen 5 7530U |
メモリ | 16GB | 16GB |
USB-A | USB3.2x2 | USB3.2 USB2.0 |
価格 | 7.8万 | 10.0万 |
2つを比べるのはフェアではないかもしれませんが、現在買うなら旧モデルの方がお買い得でることは確かです。
◆まとめ
- Ryzen 5 + メモリ16GBがおすすめ
- 8万~9万前半で買いたい
- ディスプレイが少し弱い
- USB2.0が気になる
Inspiron 14 5435は価格重視の機種になるでしょう。
もうしばらくして価格が落ち着いたときに改めて評価したいです。
いま買うなら2022年モデルがコスパが良いです
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