HP Elite Dragonfly G2は2021年4月発売の新モデル。
- 4G LTE/5Gに対応
- 13.3型 1.15kgの王道モバイルノート
- 変形してタブレットにもなる
という特徴があります。
Dragonfly G2は、Wi-Fiモデルと、4G LTE/5Gモデルの2種類があるのですが、まずは4G LTE/5Gモデルからの発売となりました。
普通はWi-Fiモデルから発売して、後から4G LTE/5Gという順序が一般的ですが、今回のDragonfly G2では先に4G LTE/5Gモデルをもってきましたね。それだけ需要があるってことでしょうか、売れ行きが気になる一台です。
◆スペック概要
OS: Windows 10 Pro 64bit
CPU: Core i5-1135G7、Core i7-1165G7
メモリ: 8GB、16GB(オンボード)
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD(1920×1080)、光沢、タッチ対応
USBポート: USB-C (Thunderbolt 4) x2、USB-A x1
インターフェイス: HDMI、NanoSIM、ヘッドフォン
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
WWAN: Intel XMM 7360 LTE、Qualcomm Snapdragon X55 5G
バッテリー: 56WHr
重量 1.15kg
CPUはインテル第11世代TigerLake。カタログにはCore i5とi7の2通りの選択肢が載っていますが、4月1日時点ではCore i5のみとなっています。
4G LTEの場合、Intel XMM 7360を搭載。
5Gの場合は、Qualcomm Snapdragon X55の搭載となります。
4Gにするか、5Gにするかは悩むところですが、現在はまだ5G回線を使えるエリアが限定的なので、無難に4Gに留めておく方がいいかもしれません。
本体重量は1.15kgです。
Wi-Fiモデルだと989gとさらに軽くなるのですが、4G LTE/5Gの場合は1.15kgと少しだけ重くなるの注意しましょう。
◆ディスプレイ
ディスプレイは16:9のFHD、光沢タイプでタッチパネルとなっています。
気になるのは、プライバシースクリーン機能が付いた液晶を使用している点です。
プライバシースクリーンは横からののぞき見を防止する機能。角度をつけて見ると画面が暗くなって見えなくなります。
Dragonfly G2以外にSpectreやENVYなど他のモバイルノートにも採用されている機能で、これ自体は良い機能なのですが、通常時に正面から見てもちょっと暗く感じてしまうという声が多いです。
プライバシースクリーンを標準搭載した理由が、電車やカフェなど公共の場で作業しても大丈夫なようにということなのは理解できますが、プライバシースクリーン無しの普通のFHD液晶も選択肢として残してほしかったかなと思います。
なお、今後発売予定のWi-Fiモデルでは、プライバシースクリーン無しの選択肢が用意されています。
◆まとめ
- 4G、5Gモデルから発売
- 本体重量が軽いのはWi-Fiモデル(989g)
- ディスプレイの見え方は気になる
4月1日現在、価格は4Gモデルが24.0万円(税込、送料込)、5Gモデルが26.9万円(税込、送料込)とけっこう高めです。
発売直後というせいもあるかもしれないので、もうちょっと様子見してみてもいいかも。
ディスプレイの件もあるので、もう少し情報が入ってきたら追記する予定です。