個人ユーザーが普通にパソコンを使ってる分には、Windows Defenderだけで十分かと思います。
ぼくは昔アンチウイルスソフトとしてESETを使ってましたが、5年前に使うのをやめてそこからはずっとWindows Defenderだけです。
パソコンは仕事や趣味でほとんど1日中使ってますが、この5年間でパソコンがウイルスにやられたとか、そういったトラブルは一度もありませんでした。
よく言われることですが、
・あやしいファイルやアプリをダウンロードしない
・メールで送られてきたあやしいファイルを開かない
基本的なことができていれば、あとはWindows Defenderに任せておくだけでOKです。
アンチウイルスソフトの中には、それが常駐しているせいでパソコンの動作が重くなったり、ファン音がうるさくなるものもありますから、そういうソフトをわざわざ有料で買うってことは不要かなと思います。
Windows Defenderは優秀
2020年に調査されたアンチウイルスソフトの比較です。
検出率 | |
ノートン | 100 |
Kaspersky | 99.9 |
Windows Defender | 99.7 |
ESET | 99.5 |
マカフィー | 98.9 |
参考: https://www.av-comparatives.org/tests/real-world-protection-test-february-may-2020/
ウイルスの検出率だけ見ると、Windows Defenderはけっこう優秀で、マカフィーやESETよりも良い数字を出しています。
Windows Defenderの設定
Windows DefenderはWindows 10に最初からインストールさせているセキュリティ機能ですが、ちゃんと有効化されているかどうかチェックしておきましょう。
◆設定その1
まずデスクトップ画面の左下、Windowsのマークをクリックします。
次にすぐ上に出てくる歯車マークの「設定」をクリック。
そして一覧の中から「更新とセキュリティ」をクリックします。
さらに「Windowsセキュリティ」をクリック。
表示される画面で、全部「処置は不要です」になっているかチェックします。
なっていない場合は、ウイルス対策が不十分ということです。該当する項目をクリックして「オフ」⇒「オン」に変更しておきましょう。
◆設定その2
次にWindowsセキュリティの画面の左端にあるこのマーク(④)をクリック、「アプリとブラウザのコントロール」へ行きます。
そこで評価ベースの保護設定(⑤)をクリックします。
望ましくない可能性のアプリのブロックをオンにすれば完了です。
これをやっておけば、100%安心というわけではないので過信するのは良くないですが、まあ大体はこれでOKなはずです。