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【レビュー】高品質なHP ProBook 635 Aero G8をおすすめしたい

今回はHP ProBook635 Aero G8のレビューです【貸出機材提供:株式会社日本HP】

HP ProBook635 Aero G8は2022年1月に本格販売が開始されたノートPCです。

  • 13.3インチ999g、コンパクトで軽い
  • CPUはAMD Ryzen 5000シリーズ
  • キーボード良し
  • 指紋認証あり、顔認証あり
  • 長時間バッテリー
  • 8万円台から買える

という特徴をもっています。

結論から言うと、かなりいいです。

性能的には、普段使い~ビジネス利用まで。持ち運びができるパソコンを探している人におすすめしたい一台です。

ProBook 635 Aero G8はHPの法人向けPCですが、個人でも普通に購入可能です。

レビュー機のスペック

・CPU:Ryzen 3 5400U
・メモリ:8GB (8GB x1)
・SSD: 128GB
・ディスプレイ:13.3型 (1920×1200) 、非光沢、IPS
・USB: USB-C x1、USB-A x2
・インターフェイス:HDMI、ヘッドフォン
・Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
・指紋認証あり、顔認証あり
・重量: 999g

レビュー機はRyzen 3 + メモリ8GBの最も安い構成です。

2月18日時点の価格は89,980円(税込、送料込)

コスパは非常に良いです。

CPUはRyzen 5000シリーズ。Zen 3アーキテクチャと言われるCPUで性能は良いです。Ryzen 3だと少し不安だという人もいるかもしれませんが、Ryzen 5 5500程度の性能は確保されているのでこれで十分かなと思います。

メモリはシングルチャネル。空きスロットが1つあるので、購入後に自分で増設することが可能です。

SSD容量は128GB~1TBまでカスタマイズが可能。
オプションでMicrosoft Officeを付けることもできます。

デザイン、ディスプレイ

筐体カラーはシルバー。

天板はアルミニウム合金を使用しており、hpのロゴが入っています。

ボディにはメタリックな光沢があり、高級感があります。

エッジの部分もとてもシャープでかっこいいです。

このデザインで10万以下というのが驚きです。

排気口はヒンジの部分に隠れているタイプです。

ヒンジの背面には「PROBOOK」の印字。さりげなさがいいですね。

重量を測定してみたところ1.08kgでした。

公称値は999gでしたが、構成によって重さが少し変動するようです。

約80gほど重くなってますが、軽いことには変わりありません。

片手で軽々持てて、しかも丈夫な作りです。

ディスプレイは

・FHD (1920×1080)
・非光沢
・IPS

という仕様。

映り込みは少なく見やすいディスプレイです。

・輝度(明るさ) 220nit
・色域 sRGBカバー率 63%

この価格帯の液晶は250~300nitあるのが平均。本機は少し暗いです。
もう少し明るさがあると思ってましたが、個体差があるのかもしれません。

LenovoのIdeaPad Slim 550と並べてみました。

色味やコントラストは本機(ProBook)が上かなと思いますが、明るさはIdeaPadの方が明るいです。

良い: メタリックなボディで高級感がある
良い: 軽くて丈夫
微妙: ディスプレイが少し暗い

指紋認証、顔認証、セキュリティ

ProBook 635 Aero G8はビジネス仕様らしく、セキュリティもしっかりしていますし、指紋認証や顔認証といった生体認証も完備しています。

ディスプレイ上部のWebカメラは、顔認証付き。物理シャッターも付いているので、使用しないときはカメラを隠しておくことができます。

キーボード面には指紋認証も付いています。

顔認証と指紋認証、両方が付いているのでどちらでも好きな方法で素早くログインが可能です。

セキュリティはHP Wolf Security。


ウイルス対策、マルウェア対策が強化されているので自宅でのリモートワークも安心です。

ベンチマーク

CPUはAMD Ryzen 3 5400U、4コア8スレッドです。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、11111というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は、

Ryzen 3 5400U: 11867

となっています。

レビュー機はほぼ平均値。期待どおりのパフォーマンスでした。

スコアはRyzen 5 4500UやCore i5-1135G7と同等です。

ちなみに電源から外してバッテリー駆動時のスコアもとってみると、9295と低下しました。低下率は16%、やや大きいですが許容範囲内と言えるでしょう。

リアルなアプリの快適度

PassMarkはあくまで小手調べ。
当サイトが重視するベンチマークテスト、PCMark10の結果を見てみましょう。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

結果はすべての項目で目安となるスコアを上回りました。

Essentials(一般的な利用) 8265 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)7823 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 4253 (目安3450)

DELLのInspiron 14 AMD (Ryzen 5 5500U搭載)と比較してみます。

5500Uが上の項目もありますが、本機の5400Uもかなり優秀で表計算や文章作成といったビジネス利用では5500Uよりも上のスコアが出ています。これを見ると5400Uの優秀さがわかります。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

その結果が下の表になります。

RyzenはPhotoshopのRAW現像が苦手なようで、インテルよりも遅めです。
本機はRyzen 7 5700Uよりも速く、Ryzenの中では平均的な速さでした。

RAW現像以外に「空の選択」や「放射ぼかし」などの作業時間も計測してみました。

こちらはメモリがシングルチャネルで8GBしかないことも影響して遅いタイムでした。

Photoshopは一応それなりに使えるものの、作業スピードは現行PCの中では平均以下です。本格的なRAW現像には少し厳しいかもしれません。メモリを増設してデュアルチャネルにすれば、もう少し速くなるはずです。

軽めのゲーム

最後にファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)でベンチマークをとってみました。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは2798、「設定変更を推奨」という結果でした。

本機は外部グラフィックスを搭載していないのに加え、メモリがシングルチャネルなのが響いています。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
△画像編集(RAW現像)
×動画編集
×ゲーム

という目安になります。

良い: ビジネス利用までなら合格点
良い: Ryzen 5 5500Uと同程度
悪い: メモリ8GB(シングルチャネル)なのでクリエイティブな作業には向かない

キーボードの配列と打鍵感

ProBook 635 Aero G8はキーボードをしっかり作ってあります。

全体のキー形状は良好です。

海外メーカーのキーボードは

・Enterキーが右端にない
・Enterキーの形状が細い

といったケースがよくありますが、本機はそうなっておらず完全に日本語仕様になっています。

キーストローク(キーの深さ)は1.5mm。クリック感があり、打鍵感は良く、キーを押し切った後の適度な跳ね返りがあるのも好みです。

あとタッチパッドも滑らかで操作性がとても良いです。

唯一残念なのはバックライトがない点ですね。

ぼくの場合、暗いところでタイプすることはないので問題ないですが、暗い場所での作業が多い人は注意しておきましょう。

良い: 打鍵感
良い: キーの形状
良い: 滑らかなタッチパッド
悪い: バックライトなし

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが1つとUSB-Aが2つです。

USB-CはThunderbolt未対応ですが、Power Delivery対応なので、専用ACアダプタを使わずともモバイルバッテリーでの充電が可能です。また映像出力にも対応しています。

あとはHDMIがヘッドフォンジャックが付いています。

インターフェイスは平均的です

バッテリー、排気音、熱など

以下の条件でテストしてみました。

・高パフォーマンス設定
・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約11.5時間でした。

バッテリーライフは非常に優秀です。
本機の軽さとバッテリーライフがあれば、持ち歩きに最適です。

負荷時の音もそんなに大きくなく、また熱も許容範囲でした。

評価まとめ

短所
・ディスプレイがちょっと暗い
・キーボードのバックライトなし
・メモリがシングルチャネル(後で増設可能)

長所
・Ryzen 3でも十分(Ryzen 5 5500U相当)
・軽くて丈夫
・キーボード良し
・長時間バッテリー
・コスパ良し

1つ気になったのはディスプレイ。
当サイトの測定では輝度が220nitしかありませんでした。スペック表には400nitとあるので、もしかしたらハズレを引いてしまったのかもしれません。彩度やコントラストは良かったです。

ディスプレイ以外は大きな欠点がなく非常に優秀です。軽くて長時間バッテリー、モバイルPCとしては文句のない強さがあるのがProBook 635 Aero G8の最も良い点です。

キーボードもしっかり作ってあり、ビジネス利用にも適しています。

Ryzen 5モデルが人気となりそうですが、ぼくのおすすめはRyzen 3モデルです。これだと9.0万で購入できるので、個人事業主の方は経費として処理できます。性能も文句なしです。

HP Pavilion Aero 13との比較

HPには同じ「Aero」としてPavilion Aero 13-beという機種もあります。

どちらかと言うとこちらの方が有名です。

Pavilion AeroとProBook Aero、両者の違いを表にまとめてみました。

Pavilion優勢

・CPU性能
・ディスプレイ

ProBook優勢

・生体認証
・キーボード、タッチパッド
・安さ

どちらも1.0kgを切る軽量モデルで魅力も多い機種です。

Pavilionはディスプレイの良さ、ProBookはキーボードやタッチパッドといった入力デバイスの良さが光ります。

また見た目の高級感もProBookの方が上ですし、スペックを抑えれば9.0万から買える安さも加味して考えると個人的な好みはProBookです。Pavilionも高評価を付けた機種なので、後は読者の判断にお任せします。

価格は2月18日時点のもので今後変動する可能性があります。

ProBookは平日夜間や週末に割引クーポンが出ていることがあるのでそれを利用して購入してください。

くわしくは公式ストアで。

⇒ HPストア ProBook 635 Aero G8

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