LenovoのYoga Pro 7iとYoga Pro 7はどちらも14.5インチのクリエイター向けPCです
7iがIntel 7がAMD Ryzen
という違いがありますが、それ以外の仕様も微妙に違っています。
◆CPU
ベンチマークで見るとCPUの性能は少しRyzenの方が良いです(つまり7の方)
ただインテルはAdobeソフトへの最適化が進んでいるので、実際にはけっこういい勝負、アプリによってはインテルの方が速いこともあるでしょう。
◆メモリ
7iの方はメモリ32GBまでOKですが、7は16GBまでです。
しかしメモリ32GBにして、なおかつRTX 4050は選択できません。
メモリ32GBの場合はiGPUのIntel Arcとなります。
メモリ32GB + RTX 4050という組み合わせができないのが残念な点です
◆dGPU (専用グラフィックス)
グラボは7iの方が上位のRTX 4050です
7の方はRTX 3050です
この機種はゲーム用というよりも、動画編集、生成AIなどのクリエイティブワーク用ですから、RTX 3050でも十分使えると思います
◆重さ
7iの方が重く1.59kgです
7だと1.49kgになります
◆ディスプレイ
ディスプレイは7iが光沢タイプ
3Kの光沢液晶(タッチ)か、2.8KのOLED(タッチ非対応)かを選択できます。
タッチパネルになっているのがいい場合は、間違えないように3K液晶を選択する必要があります。この辺、よくチェック注文しないとミスしやすいポイントです。
一方、7の方は非光沢タイプです2.5K液晶か3K液晶かを選択できます。この比較だと圧倒的に3K液晶がおすすめです。
Yoga Proシリーズの最大の長所はディスプレイ
・非光沢で映り込み無し
・sRGBカバー率133%相当の広い色域
・工場でキャリブレーション済
という特長を持っているのは、7iではなく7の3K液晶です。
7iはどちらも光沢タイプというのが気になります。
まとめると、
・性能では7i ・ディスプレイでは7
が良いという印象です
しかし両モデルとも
・RTX 4050や3050を選択するとメモリは16GB
となる点がマイナスです
◆価格
最後に価格比較
Yoga Pro 7i | Yoga Pro 7 | |
CPU | Core Ultra 7 155H | Ryzen 7 8845HS |
メモリ | 16GB | 16GB |
dGPU | RTX 4050 | RTX 3050 |
ディスプレイ | 2.8K 有機EL | 3K 液晶 |
価格 | 20.0万 | 17.5万 |
7iよりも7の方が少し安くなっています。