ディスプレイの色域を示す規格にはいろいろな種類があります。
一番馴染みがあるのはsRGBですね。
その他にもNTSCやAdobe RGBなどもよく見ます。
忘れやすいので変換式などを簡単にまとめてみました。
sRGB 国際的な標準規格 (Web主体)
NTSC テレビの標準規格
DCI-P3 映画の標準規格 (映像編集)
Adobe RGB Adobe社が決めた規格(印刷業界)
sRGBカバー率 100%をすると
NTSC 72%
DCI-P3 75%
AdobeRGB 72%
となります。
逆に
NTSC 100%は sRGB 138%
DCI-P3 100%は sRGB 133%
AdobeRGB 100%は sRGB 138%
です。
・NTSCとAdobeはほぼ同じ
・DCI-P3は少し狭い
・ただし被っていない領域があるのでDCI-P3がすっぽりAdobeに含まれるわけではない。
上記の数値はあくまで概算です。
難しい説明はいいから、とりあえず目安となる数値がほしいという人のための記事でした。
ノートパソコンで写真の編集を行いたい場合、とりあえずsRGBカバー率100%あれば合格です。プロやハイアマチュアの方はAdobeRGB 100%のものを選んでもいいでしょう。