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Core i3-1215U、PassMarkスコアは高いがコスパは微妙。

Core i3-1215Uはインテル第12世代、6コア8スレッドのCPUです。

TDP(熱設計電力)は15W。Core i5-1240PなどのPプロセッサが28Wなのでそれよりも低く設定されています。

PassMarkのベンチマークスコアは以下のとおり。

Core i3と言ってもかなり優秀なスコアです。

マルチスレッドのスコアは11830。第11世代のCore i7(Core i7-1165G7)よりも高いスコアが出ています。

シングルスレッドも高く3537。シングルスレッドはアプリ起動やWebブラウジングなどの普段使いの快適性に効いてくるので重要です。ただ作業自体が軽めなので実際にどのくらい体感差があるかは微妙です。

普段使いに関してはCore i3-1115G4やCore i5-1135G7といった11世代のCPUでほぼ不満のない性能に達しています。性能が良くなったとしても劇的なスピードアップにはならないだろうと予想されます。

Core i3-1215U搭載のPCで何をするか

スコアはCore i7並み、しかしそれで何をするか?となったときに困るのがCore i3-1215Uです。

1215UはTDPが15Wと低いため、パワーを継続するのは苦手です。ゲームや動画書き出しのように継続したパフォーマンスを求められる場面ではそこまで強くないと思われます。

セットとなるメモリやディスプレイ品質も普段使い用の構成になってることが多いです。

実際よくある構成として

Core i3-1215U
メモリ8GB
SSD 256GB

といったPCがありますが、これでは画像編集や動画編集を行うにはやや不足です。

つまり1215Uはあくまで普段使い用のCPUということです。

目安としては

〇ネット
〇動画視聴
〇ワード、エクセル
〇Web会議
△画像編集
×動画編集
×ゲーム

という感じになるでしょう。

PassMarkスコアは高いですが、守備範囲はそこまで広くないことに注意しましょう。

ちなみに第11世代のCore i7-1165G7は、構成上メモリ16GBになることも多いですし、良い品質のディスプレイが搭載されていることも多いので、Core i3-1215Uよりも守備範囲は広いです。

まとめると、

  • スコアは高い
  • でも画像編集や動画編集には向かない
  • 普段使い用のCPU

となります。

Ryzen 5 5625Uとの比較

HP Pavilion 14-dvやLenovo IdeaPad 370iなどCore i3-1215U搭載のPCは安くても7万後半であまり安くないのがネックです。

普段使い用なら例年5~6万で買えたのですが、2022年になって無駄に性能が上がったせいか、ちょっと高めです。

それならば、Ryzen 5 5625U搭載のPCがいいかもしれません。

先ほど見たようにPassMarkのシングルスレッドはCore i3が上ですが、普段使いの体感差はほとんどないでしょう。

Lenovo IdeaPad Slim 570

Ryzen 5 5625U
メモリ8GB
SSD 256GB
ディスプレイ 14インチ FHD(1920×1080)、IPS

という構成で6.9万円(税込、送料込)

2022年発売の機種でLenovoでは一番売れてます。

Core i3に7~8万出すよりもこちらの方がコスパは良いと思います。

Lenovoストア IdeaPad Slim 570 14型

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