15.6型ノートのLenovo Ideapad Slim 550 (15)はLenovo直販ではなく量販店のみで売られているモデルです。ネットだと楽天のビックカメラとかで売られていますね。
CPUはAMD Ryzen 5 4500U。夏以降ずっと在庫切れや納期大幅遅延だったRyzen搭載のPCが少しずつ復活してきてます。
そんなIdeapad Slim 550を買う前に知っておいた方がいいことは
・Lenovoの量販店モデルはそんなに安くない
・直販モデルでも全部オフィス付きにできる
の2点です。
そんなの当然知ってるよという人も多いと思いますが、楽天やアマゾンでパソコンを買ってるような人は意外と知らないことです。
とにかく1つ知っておいてほしいのは、直販モデルを買う方がお得な場合が多いってことです。その辺をもう少しくわしく書いてみます。
◆Ideapad Slim 550 (15)のスペック概要
このIdeapad Slim 550は
- Ideapad500番台でシリーズの最上位モデル
- CPUはAMD Ryzen 5 4500U
- オフィス付き
というのが特徴で、スペック自体は何も文句のつけようのないPCです。
型番: 81YQ002QJP
CPU: Ryzen 5 4500U
メモリ: 8GB
SSD: 256GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD 非光沢
USBポート: USB-C x1(PD対応)、USB-A x2
インターフェイス: SDカード、HDMI、ヘッドフォン
バッテリー駆動時間: 19時間
重さ: 1.7kg
Officeソフト: Microsoft Office Home & Business 2019
これで価格は10.2万円(税込、送料込)
コスパはまずまず良好です。
◆Lenovo直販にも似た機種が存在する
Lenovo直販にはIdeapad Slim 550i (15)という機種があり、そちらはもっと安いです。
名前が似ているので混乱しますが、550と550i、「i」が付いてるかどうかの違いです。
iが付いてるのはCPUがIntel Core iシリーズでこっちが直販モデル。
無印の方がCPUがAMD Ryzenシリーズで量販店モデルになっています。
550iだと、上記スペックと同等スペックで8.4万円(税込、送料込)です。
もちろんオフィス付きです。
550: 10.2万
550i: 8.4万
なので差額は1.8万。けっこう差はあります。
しかし550iの方は、納期が遅めで現在(11月16日)では4週間くらいかかるようです。
一方、550の方は楽天のビックカメラに在庫があるので、1~2営業日で発送してくれます。
つまり、
高くてもすぐに届く方がいい
という人は、そのまま550を買ってもいいと思います。
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逆に、
1.8万も差があるのなら考え直す
4週間程度ならギリ待てる
という人はLenovo直販で550iを買った方がいいでしょう。
⇒ Lenovo公式 Ideapad Slim 550i (15)
筐体のデザインは同じで、CPUの性能が少し違うだけですから純粋に価格と納期だけで考えるのがわかりやすいです。
◆補足情報 Ryzen 5とCore i5について
CPU性能に詳しい人なら、Ryzen 5 4500UはCore i5よりも性能が上だから、Ryzen 5のIdeapad Slim 550の方がいいんじゃない?と思うかもしれません。
しかしネットや動画鑑賞、オフィス系ソフトでの事務作業などであれば、Ryzen 5でもCore i5でも体感速度はほとんど変わりません。
変わるのはAdobe系ソフトを使ってRAW現像(画像編集)を行ったりするような負荷の高い作業です。しかしAdobe LighRoomの推奨スペックはメモリが12GB以上ですから、メモリ8GBのIdeapad Slim 550では少し不足を感じることがあるはずです。
まとめると、
ネットや動画鑑賞 ⇒ Ryzen 5でもCore i5でも変わらない
画像編集(RAW現像) ⇒ メモリ8GBのIdeapad Slim 550はやや不満
となります。