HPのENVY x360 15-ee0000は2020年7月発売のモデル
変形タイプの2-in-1で、CPUに話題のAMD Ryzen 4000番台を搭載しています
◆スペック概要
OS: Windows 10 Home (64bit)
CPU: Ryzen 5-4500U、Ryzen 7-4700U
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 15.6インチ FHD、タッチ対応
USBポート: USB-C (10Gbps)x1、USB-A(5Gbps) x2
インターフェイス: HDMI2.0、SD、ヘッドフォン
サイズ: 約 358 × 230 × 18.9 mm
重さ: 2.0kg
ペンは別売り
Ryzen 4-4500UとRyzen 7-4700U
どちらを選んでもメモリは最大16GBです
重さは2.0kgと最近の15.6型にはしては少し重めです。
ディスプレイはタッチ対応の光沢タイプ。輝度は400nitと十分な明るさです
USBポートの種類、数もまずまず。
フルサイズのSDカードスロットが付いているのもポイントが高いです
◆Ryzen 4000番台
Ryzen 4000番台になることでの性能は飛躍的にアップしています
コア数 | R20 Single Core | R20 Multi Core | |
Core i7-10710U | 6コア | 460 | 2357 |
Core i7-10510U | 4コア | 441 | 1412 |
Ryzen 7-4700U | 8コア | 466 | 2602 |
Ryzen 5-4500U | 6コア | 446 | 2180 |
Ryzen 3-4300U | 4コア | 424 | 1501 |
Ryzen 5-4500Uが6コア、Ryzen 7-4700Uは8コアというコア数の多さがベンチマークスコアに寄与していることがわかります
Ryzen 5でIntelのCore i7-10510Uを遥かに上回ります
Ryzen 5-4500U
メモリ16GB
SSD 512GB
という構成でも十分な性能があり、写真のRAW現像も快適にこなしてくれるでしょう
あるいは最上位の
Ryzen 7-4700U
メモリ16GB
SSD 512GB
という構成もおすすめです
同時発表されたENVY 15 (x360がつかないやつ)は、さらにハイスペック仕様になっていていますが、なぜかそちらはフルサイズのSDカードスロットが付いていません。
◆SDカードスロット
SDカードスロットについてはいろいろ代用が効くので、あまり神経質にならなくてもいいかもしれませんが、個人的には絶対付いていてほしいポートです
今回HPが発表したノートPCで、デジカメ用のSDカードを挿すことができるのはこのENVY x360 15のみです
・ENVY x360 15: フルサイズ
・ENVY 15: micro
・ENVY x360 13: micro
・ENVY 13: micro
・Spectre x360 15: micro
そういう意味では貴重な存在です
価格もENVY 15やSpectreに比べるとかなり安いので、ぼくのイチオシはこのENVY x360 15です。変形2-in-1タイプですが、通常のクラムシェル型ノートとして使う感じでしょう
・CPUがRyzen 4000番台でパワーアップ
・SDカードスロット付き
・価格は抑えめ
7月中旬以降の販売開始です