Legion Pro 5 Gen 8は2023年5月発売のゲーミングノート
2023年のLegionシリーズには性能重視の「Pro」とデザイン重視の「Slim」があります。
今回紹介するのは「Pro」の中では最もグラボ性能が低いRTX 4050を搭載したモデルです。
CPU: AMD Ryzen 5 7645HX
メモリ: 32GB (16GBx2)
SSD: 512GB
ディスプレイ: 16インチ 2560x1600、165Hz、100%sRGB
グラフィックス: GeForce RTX 3050 Laptop
重量: 2.5kg
という構成で20.9万円(税込、送料込)
一番の特徴はメモリ32GBという点。
Legionシリーズで20万前後のモデルはメモリが16GBになってるものが多く、本モデルのようにメモリ32GBあるのはめずらしいです。
ゲームだけならメモリ16GBで足りるのですが、Adobeソフトを複数同時に使う場合にメモリ32GB欲しいという人も多いはず。そういったクリエイター向けにおすすめしたいモデルです。
◆Legion Slimとの比較
Legion Pro 5 | Legion Slim 5 | |
CPU | Ryzen 5 7645HX | Core i5-13500H |
メモリ | 32GB | 16GB |
SSD | 512GB | 512GB |
グラフィックス | RTX 4050 (140W) | RTX 4050 (100W) |
解像度 | 2560x1600 | 2560x1600 |
色域 | sRGB 100% | sRGB 100% |
SDカードスロット | なし | あり |
ACアダプター | 300W | 170W |
重量 | 2.5kg | 2.4kg |
価格 | 20.9万 | 20.8万 |
Slimはメモリが16GBで、Proは32GBです。
グラボのTGP(消費電力)も、SlimのRTX 4050は100Wに対し、Proの方は140Wと高く設定されているのでそれだけ性能は高くなります。
そのせいでProのACアダプターは300W用。お弁当箱くらいのデカさがデメリットです。
※写真はその300WのACアダプター
価格はほぼ同じ20万ちょい。
コスパ的にはProに魅力を感じます。
以前Slimを紹介したときは、Proのメモリ32GBモデルは未発売でしたし、ここまで値下がりしていませんでした。
◆Ryzen 5 7645HX + RTX 4050
CPUのRyzen 5 7645HXは6コア12スレッド。
Core i5-13500H < Ryzen 5 7645HX < Core i7-13700H
第13世代のCore i7とi5の中間くらいの性能です。
ゲーム用のCPUとしては「中の中」レベル。画像編集や動画編集には十分使える性能です。
グラフィックスのRTX 4050は、1世代前のRTX 3060と同じくらいの性能があり、FHDでゲームを楽しむのに最適のグラボです。
最近流行りのAIを利用した画像生成もグラボ搭載の本機が良いと思います。
◆その他の特徴
・ディスプレイの色域は広く、sRGBカバー率は100%です。
・有線LANポート付き
・SDカードスロットがないのが惜しいです
◆まとめ
- メモリ32GB、RTX 4050で20.8万は安い
- ゲーム、動画編集に使える
- ディスプレイがクリエイター仕様(sRGBカバー率100%)
- SDカードスロットがないのがマイナス
メモリ32GBの機種はいくつかありますが、性能が低すぎる or 高すぎるのパターンが多いので、本機のようなちょうどいいバランスのPCは貴重な存在です。