2020年発売のHP ENVYシリーズはいくつかありますが、13.3インチの軽量タイプはENVY 13とENVY x360 13の2つです
2つの違いを簡単に言うと
ENVY 13: オーソドックスなノートPC(クラムシェル)
ENVY x360 13: 変形2-in-1 (コンバーチブル)
とタブレットに変形するかどうかという点です
しかしそれはあくまで表面的な違い。
スペック内容をくわしく見てみると、x360 13の方がコスパが良いことに気づきます
ENVY 13 | ENVY x360 13 | ENVY x360 13 | |
クラムシェル型 | 変形2-in-1 | 変形2-in-1 | |
CPU | Core i5-1035G4 | Ryzen 3-4300U | Ryzen 5-4500U |
CPUスコア | 8310 | 7953 | 11028 |
ディスプレイ | 13.3インチ FHD | 13.3インチ FHD タッチ対応 | 13.3インチ FHD タッチ対応 |
USB-C | Thunderbolt 3 (40Gbps) | PD対応 DisplyaPort対応 (10Gbps) | PD対応 DisplyaPort対応 (10Gbps) |
バッテリー | 17.5時間 | 17.0時間 | 17.0時間 |
重さ | 1.3kg | 1.25kg | 1.25kg |
価格(税抜) | 11.5万 | 9.5万 | 10.5万 |
表は
・13のCore i5モデル
・x360のRyzen 3モデル
・x360のRyzen 5モデル
を比較したものです
ENVY 13のCPUはIntelのCore i5-1035G4
ENVY x360 13のCPUはRyzen 3-4300U、Ryzen 5-4500Uです
ご存知のようにRyzenは新しい世代になり飛躍的に性能が上がりました。
CPUスコアはRyzen 3でCore i5に迫る数値を出しており、Ryzen 5になるとCore i5を軽く凌駕します
ENVY 13のメリットはUSBポートの1つがThunderbolt 3になっており、転送速度が40Gbpsと非常に高速であることです。周辺機器との接続を考えている場合には大きなメリットとなるでしょう。
なお、x360のUSBポートも平均的で、それ自体は悪いわけではありません。
USB-CはちゃんとPD(電源供給)と映像出力に対応しており、速度以外の機能面ではThunderbolt 3と同等です
重さは、x360の方が少し軽いです
x360は1.25kg
13は1.30kgです
x360が軽いというより、13がちょっと重いというべきでしょう
その他、表には書いてませんがメモリやSSDなどの条件は同じ。
価格はx360の方が安いです
※2020年7月7日現在
今後値下げなどにより、価格差が縮まったり逆転する可能性もありますが、現時点ではx360の方がおすすめです
変形しなくてもいいのに・・と思う人もいるでしょう
それでもx360がいいです
2-in-1を買って通常のノートPCとして使っても何ら問題はありません
・CPU性能が良い
・安さ
という2つの理由からENVY x360 13をおすすめします
今後値引きされる可能性が高いと思います