【PR】【アフィリエイト広告】

【レビュー】Pavilion Aero 13-beに高評価。しかし欠点も・・

HPのPavilion Aero 13-beは2021年7月発売のモバイルノート

  • 超軽量ノート957g
  • 色域が広く明るいディスプレイ
  • CPUはAMD Ryzenの「Zen 3」で性能良し

という特徴をもっています。

すでに多くのレビューがあがっており、総じて評価は高いですが、本当にそうなのか?

キーボードはどうか?打ちやすいか?
UBSポートなどの端子類は充実しているか?
ゲームや動画編集もできるのか?

などなど、厳しくチェックしてみました。

まずはレビュー機のスペックから見ていきましょう。

レビュー機のスペック

・Windows 11 Home 64bit
・CPU:AMD Ryzen 7 5800U
・メモリ:16GB (8GBx2)DDR4-3200
・SSD: 512GB
・ディスプレイ:13.3型 (1920×1200) 、非光沢、IPS
・USB: USB-C x1、USB-A x2
・インターフェイス:HDMI、ヘッドフォン
・Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
・指紋認証あり、顔認証なし
・重量: 957g

OSは最新のWindows 11が搭載されています。
発売当初はまだWindows 10でしたが、2021年12月以降は全てWindows 11になっています。

CPUはAMDのRyzen 7 5800U。
いわゆる「Zen 3」と言われるプロセッサで、同じ5000番台のRyzen 7 5700Uよりも性能がアップしたモデルが搭載されています。

メモリは16GBのデュアルチャネルで文句なし。

上記の構成で12.3万円(税込、送料込)となっています。

性能を下げて、Ryzen 5、メモリ8GBという構成にすると9.3万円(税込、送料込)と10万を切ります。

ビジネス利用までなら安いRyzen 5モデルにするのもアリだと思います。

※価格は2021年12月25日現在のものです。
※最新情報はHPの公式ストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーバリエーションはセラミックホワイトとピンクベージュの2種類が用意されています。

レビュー機はセラミックホワイトです。

すっきり清潔感のある白で、なかなか良いです。

ただ白は高級感があまり出ないのがネック。シルバーやブラックといった色の方が好みだという人も多いかもしれません。

天板には「HP」のロゴが配置されており、光の角度でキラリと光るのが良いアクセントになっています。

重量は957g

片手で軽々と扱える軽さです。
手に持っても軋むことはなく、剛性感も良いです。

ディスプレイは

・FHD相当 (1920×1200)
・非光沢
・IPS
・縦横比 16:10

という仕様。

映り込みが少なく見やすいディスプレイです。

縦横比は主流となりつつある16:10です。

・輝度(明るさ) 400nit
・色域 sRGBカバー率 100%

非常に明るく、また色再現性も高いです。

太陽光が入る明るいリビングでも視認性が低下せずはっきり綺麗に見えます。

モバイルノートなので当然外に持ち出すことが多いと思いますが、昼間のカフェなど明るい場所でもディスプレイが見やすくなっているのは良い点です。

良い: 957gとかなり軽い
良い: 明るく、色域の広いディスプレイ
微妙: 高級感はそれほどでもない

ベンチマーク

CPUはAMD Ryzen 7 5800U。Zen3アーキテクチャです。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、18947というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は、

Ryzen 7 5800U: 19243

となっています。

レビュー機のスコアはそれより少し下でしたがほぼ期待どおりのパフォーマンスでした。

同じRyzen 7でもZen2の5700Uと比較すると、約15%ほど上回っています。

ちなみに電源から外してバッテリー駆動時のスコアもとってみると15935。低下率は16%と無視できない大きさでした。本機は電源に繋いでいない状態で作業することが多いと想定されるだけにちょっと気になる点です。

もっともスコアが15000超あれば、普段使いやビジネス利用には全く影響はないはずです。あるとするなら、画像編集や動画編集などの負荷の高い作業だと思います。

リアルなアプリの快適度

当サイトが重視するベンチマークテスト、PCMark10の結果を見てみましょう。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

結果はすべての項目で目安となるスコアを上回りました。

Essentials(一般的な利用) 8556 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)8713 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 4796 (目安3450)

インテルCore i7-1165G7を搭載したLenovoのPC、Yoga Slim 750i Carbonとスコアを比較してみます。

これを見るとインテルとAMD Ryzenの得意、不得意がよくわかります。

Ryzen 7はマルチスレッド性能が効く作業を得意としており、表計算やレンダリングのスコアが圧倒的に高いです。

一方、Core i7はシングルスレッド。アプリ起動やWebブラウジングなどの基本的な作業は少しだけRyzenよりも上です。また画像編集や動画編集もRyzenを上回っています。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

その結果が下の表になります。

現像にかかる時間はRyzenよりもインテルの方が速いです。
本機はRyzenの中では速い方という結果でした。

現像以外の編集作業、「空を選択」や「ぼかし」などでは差は詰まりますが傾向は同じです。

Photoshop自体は快適に使えますが、イメージほど速くはありません。

Davinci Resolveで動画編集

180秒のFHD動画(30fps)の書き出しにかかった時間を計測してみました。

本機のタイムは92.6秒。待てなくはない時間ですが、クリエイター向けPCとは差があります。

軽めの編集ならなんとか大丈夫といった感じでしょうか。がっつりエフェクトをかけた編集や、4K動画になってくるとかなり苦しいと思います。

軽めのゲーム

最後にファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)でベンチマークをとってみました。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは4651、「普通」という結果でした。

本機は外部グラフィックスを搭載していないのでゲームはちょっと厳しいかもしれません。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
〇画像編集(RAW現像)
△動画編集
×ゲーム

という目安になります。

良い: 8コア16スレッドで守備範囲が広い
良い: 簡単な動画編集もOK
微妙: バッテリー駆動時は15%ほどパフォーマンス低下
微妙: Core i7-1165G7に負ける分野もある

キーボードの配列と打鍵感

キーの配列は、右端がEnterじゃない独特の配列です。

市場に登場してから数年は経つこの配列。もう慣れたという人もいれば、いやいややっぱりこれは無理という人もいるでしょう。

実際使ってみると、そこまで悪くはないです。

ただ最初はどうしてもEnterキーやBackspaceキーなどのタイプミスが頻出します。

キーピッチは18.7mm、キーストロークは1.3mmです。

全体の打鍵感はまずまずです。ストロークは浅めですがしっかりとしたクリック感があり、個人的に好みです。957gという軽さを考えれば上出来だと思いました。

またバックライト付きなので暗い所でもキーが光ります。

キー配列よりも気になったのはタッチパッド。
2本指スクロールがひっかかることがあり、操作性はイマイチだと思いました。

10万以上する機種は、もっと滑らかで操作性も良いのが一般的です。
キーボードのデザインよりもタッチパッドをもっと改善してほしいなと思いました。

良い: 打鍵感はまずまず。957gでこれなら上出来
微妙: キー配列。右端がEnterキーじゃない
悪い: タッチパッドのスクロールがひっかかる

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが1つとUSB-Aが2つです。

USB-CはThunderboltではないものの、転送速度は20Gbpsとまずまず高速です。PD対応なのでモバイルバッテリーから充電できますし、映像出力にも対応しています。

USB-Aは左右に1つずつ。細かい点ですが、どちらからに偏ることがないように配慮されています。

他はHDMI、そしてヘッドフォンジャックが付いています。

インターフェイスは平均的です。

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は44Whrという容量。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約5.5時間でした。

平均より少し短めでした。この軽さでもっと長時間もてば文句なしだっただけに少し残念です。

熱や音に関しての問題はありませんでしたが、Wi-Fiの電波が弱いのが気になりました。

ネット上に同様のレビューがあったので注意した方がいいでしょう。特定のアプリを起動すると、Wi-Fiが切れるといった事例もあるみたいです。

当サイトの場合は、通信速度は安定しており、途中で切れたりすることはありませんでした。

自宅ではWi-Fiルーターはリビングに。パソコンはそこから10m以上離れた仕事部屋で使用しています。これまでいくつもパソコンを見てきましたが電波状況がここまで弱いのは初めてでした。

評価まとめ

短所
・キー配列
・タッチパッドがひっかかる
・Wi-Fiの電波が弱い

長所
・957gの軽さ
・明るいディスプレイ、色域も広い
・1kgを切るPCでは安い

957gの軽さ、性能も良く、ディスプレイもきれい。
全体的には高評価を付けたいと思いますが、気になる点もありました。

Enterが右端にない独特のキー配列はすでに何度も指摘されていることなので、もうわかってる人が多いかと思います。

個人的にはそれよりもタッチパッドの操作性が良くないのが気になりました。これがもっと滑らかで使いやすければ、さらに高い評価だったと思います。

あとは短所と言えるほどのマイナスではない点について。
Ryzen 7 5800U搭載で一般的にはハイスペック仕様と思われがちですが、画像編集や動画編集などのパフォーマンスを詳細にチェックしたところ、イメージほど性能は高くないことがわかりました。用途にも依りますがCore i7-1165G7搭載機の方が速い作業も多いはずです。

記事中に何度か比較として登場したLenovo Yoga Slim 750i Carbonと再度比較してみます。

どちらも900gの超軽量ノートです。

Yogaの方がCore i7-1165G7。Adobeとの相性ではCore i7の方が良いです。

ただ価格はPavilion Aero 13が圧倒的に安いです。

Yogaはディスプレイ解像度が高いなどの優位な点がありますが、ざっくりコスパで考えるならPavilionをとりたいですね。

結局、Pavilion Aero 13-beはガチなクリエイター向けPCではありません。なので、性能を落としたモデルを購入するのも懸命な選択だと思います。

  • Ryzen 7 + メモリ16GB: 12.3万
  • Ryzen 5 + メモリ16GB: 10.3万
  • Ryzen 5 + メモリ8GB: 9.3万

という選択肢がありますが、個人的には2番目か3番目くらいの構成でも十分だと考えます。

HPストア Pavilion Aero 13-be

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする