4月1日から税込価格表示が義務化されます。
かねてから苦々しく思っていたパソコンの税抜き価格表示。
多くのパソコンメーカーは税抜き価格を表示していますが、それも3月までです。
ちょっとでも安く見せようとするセコい手は4月から使えなくなります。
2月20日現在の、各メーカーの状況をまとめてみました。
◆ 税込みをちゃんと表示
Lenovo、Microsoft、富士通
意外ですが、Lenovoは税込みをちゃんと表示しています。
安さに自信があるからでしょう。
ただしLenovoにも1つ苦言。
通常価格15万、クーポン使用で50%オフの7.5万! といったように、わざと通常価格を高く設定して安く見せようとする手を使っています。これはあまり感心できないやり方です。
Lenovo以外にもDELLなど複数のメーカーで見かけます。
◆ 微妙
dynabook
dynabookは税抜き価格を赤文字で目立つように表示。横に税込み価格を表示しています。これはどうなんでしょう?このままでもOKなのか微妙です。もしかしたら4月からは税込み価格1本になるかもしれません。
dynabookも一般価格はあってもないようなもので、会員登録するだけで大幅に値下がりします。
◆ ダメ
・DELL
税抜き価格を表示。その後、消費税がかかる。送料は無料。
・ASUS
税抜き価格を表示。その後、消費税がかかる。送料は無料。
・HP
税抜き価格を表示。その後、消費税と送料3,300円がかかる。
・mouse(マウスコンピューター)
税抜き価格を表示。その後、消費税と送料3,300円がかかる。
・パソコン工房
税抜き価格を表示。その後、消費税と送料2,200円がかかる。
◆ HPとmouse
特にHPとmouseは、送料も3,300円とけっこう高いので注意が必要です。
大きく表示されてる価格が89,800円
それに消費税と送料を追加されて102,080円
「結局10万オーバーかよ!」
というような事例をたまに見ます。
4月からこのような事例が一掃されて、わかりやすい価格表示になることを期待しています。
- 税抜で安く見せる
- 定価を高く設定して、大幅割引
どちらもよくある手法ですが、最終的な価格が本当に安ければ、買う側の心情としてはそこまで腹は立ちません。
Lenovoの価格は文句なしに安いので、まあ許せるかなというぼくの気持ちです。
心情的に良くないのは、最終的な価格が相場よりも微妙に高いとき。ちょっと騙された感がありますね。
以前より当サイトでは、税込、送料込の価格提示を心がけていますし、Lenovoの割引率が何%とかそういう知らなくていい情報は提示しないようにしています。
今後も本当にお買い得な情報を読者の方に届けていこうと思っています。