HPのSpectre x360 16-aaは2024年1月発売の2-in-1 PC
- 16インチ 2.8Kの有機EL
- 変形タイプの2-in-1
- CPUはインテルCore Ultra 7 155H
- グラボにRTX 4050を搭載可能
という特徴があります。
2023年モデルから大きく進化した新モデル。
ただ価格もかなり高くなりそうなのがネックです。
スペック概要
CPU: Core Ultra 7 155H
メモリ: 16GB、32GB
SSD: 512GB、1TB
ディスプレイ: 16インチ 2880x1800、OLED、タッチ
グラフィックス: Intel Arc Graphics、NVIDIA GeForce RTX 4050
Webカメラ: 900万画素、プライバシーシャッター
顔認証あり、指紋認証あり
USBポート: Thunderbolt 4 x2、USB-A x1
インターフェイス: ヘッドフォン
重量: 2.07kg
ペン付属
パフォーマンスモデルはメモリ16GBに内蔵GPUという構成。
パフォーマンスプラスモデルはメモリ32GB、RTX 4050という構成です。
発売直後というせいか価格が29.9万、42.9万と高くなっています。しばらく待てば、適切な価格になるはずです。ただ上位モデルはそれでも30万以上になるかもしれません。
2023年モデルからの進化
Spectre x360 16 (2023) | Spectre x360 16 (2024) | |
CPU | Core i7-1360P | Core Ultra 7 155H |
PassMarkマルチ | 19237 | 22992 |
GPU | Intel Arc 370M | RTX 4050 |
メモリ | 32GB | 32GB |
解像度など | 3840x2400 | 2880x1800 |
リフレッシュレート | 60Hz | 120Hz |
Webカメラ | 500万画素 | 900万画素 |
microSDカードスロット | あり | なし |
重量 | 1.96kg | 2.07kg |
価格 | 27.5万 | 30万以上? |
◆RTX 4050が大きい
一番大きいのはグラフィックス。RTX 4050を搭載することにより、ゲームや動画編集、生成AIなどに対応可能となります。ディスプレイのリフレッシュレートも120Hzになっています。
◆4K⇒2.8K
ディスプレイ解像度は4K⇒2.8Kへ下がりました。リフレッシュレートとも関係しているのかもしれません。16インチで2.8Kあれば、画面は十分高精細です。これはそこまでマイナスではないと思っています。
◆microSD廃止
microSDカードのスロットがなくなり、USBポートだけとなりました。HDMIも付いていません。USBポート3つだけ。ポート類は少ないです。特に本機はバリバリのクリエイターPCとなるわけですから、SDカードスロットはぜひ付けてほしかったと思います。
◆Webカメラが500万画素から900万画素へ
画素数がアップしても写りが良くなるとは限りません。これは2023年の500万画素のカメラでも実証済み。900万画素になってもセンサーサイズが変わらないとそこまで画質は良くならないと思います。
2024のSpectre x360 16は飛躍的に性能がアップしています。
ただその分、価格もアップしているのが気になります。
しばらくは様子見が良いでしょう。
買うなら上位モデルを30万くらいで。それぐらいが相場かなと思います。