海外サイトのいくつかで新モデルのSurface Pro 9についての噂が出ていますね。
ドイツのWinfuture
https://winfuture.de/news,131955.html
有名なNotebookcheckもWinfutureを引用しています。
これによると、
- Surface Pro 9が2022年10月に発表されるだろう
- 基本的なデザインはSurface Pro 8とほとんど同じ
- CPUがインテル第12世代に刷新される
という内容になっています。
大きな変更はCPUですね。
Core i5-1235UやCore i7-1255Uが採用されるのではないかと予想されています。
これは妥当な選択です。Core i5-1240PやCore i7-1260PといったPシリーズを期待する向きもあったようですが、Pシリーズは発熱の問題もありますから薄型設計のSurface Proにはちょっと厳しいように思えます。
1235Uや1255UはHP Spectre x360 14の2022年モデルにも搭載されています。
発熱を抑えながらも、性能も第11世代をきっちり上回るものが出せているようなので、Surfaceでもそれを期待しましょう。

上の写真はSurface Pro 8
・2880×1920
・縦横比は3:2
・リフレッシュレート120Hz
・輝度 400nit
・sRGBカバー率 100%
と優秀なディスプレイでした。
Pro 9で性能が期待どおりアップすれば、クリエイター向けPCとしての価値もグンと上がるはずです。
◆ベンチマークで比較
Core i5-1235UやCore i7-1255Uは、TDP(熱設計電力)が15Wと低めのCPUです。しかし実際にはTDP28Wで運用されたりと、機種によってかなり幅があるのでベンチマーク結果もバラツキが大きいです。
PassMarkのスコアは以下のとおり。
シングル | マルチ | |
Core i5-1235U | 3397 | 13599 |
Core i7-1255U | 3397 | 13405 |
Core i5-1135G7 | 2725 | 10057 |
Core i7-1185G7 | 2869 | 10775 |
Core i5-1135G7とCore i7-1185G7はSurface Pro 8に搭載されていたCPUです。
それらと比較するとシングルスレッドで18%、マルチスレッドで24~26%ほど上昇しています。
まあ実際Surface Pro 9でどのくらいのスコアが出るかはわからないので、話半分で見ておく方がいいかもしれません。
◆メモリ16GBが重要になる
Surface Pro 9はクリエイティブな作業に使えるだけのポテンシャルがあります。
ただ実際に画像編集、動画編集をやるとなったらメモリ16GBが推奨されます。メモリ8GBだと普段使い、ビジネス利用までなので、第12世代の性能は必要ないかもしれません。
Core i5-1235U、メモリ8GBという組み合わせはどうもバランス悪いです。
Core i7-1165G7、メモリ 8GBがバランス悪いと思うのと同じです。
Surface Pro 9がどのような構成で販売されるかまだわかりませんが、メモリ16GBの構成だと価格が高くなりそうだなと不安です。
最近の円安も考えると・・まあ覚悟はしておいた方がいいでしょう。
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