2月に発売されたときはCore Ultra 5 125HのモデルしかなかったThinkBook 13x Gen 4に上位モデルが追加されました。
CPU: Core Ultra 9 185H メモリ: 32GB (16GBx2) SSD: 1TB 内蔵グラフィックス: Intel Arc ディスプレイ: 2880x1920、光沢、タッチパネル 重量: 1.3kg
という構成で24.0万円(税込、送料込)
CPUは上位のUltra 9 185Hを搭載。
メモリも32GB、SSDも1TBで他メーカーの最上位機種と肩を並べる構成です。
ディスプレイは2.8Kの液晶で光沢あり、タッチパネルです。非光沢の選択肢もあるのですが、メモリ32GBを選ぶと自動的に光沢タイプとなるようです(3月8日時点)
sRGBカバー率は100%。リフレッシュレートは120Hzと2024年のハイエンド機の基準を満たしています。
下位モデルと比較しました。
ThinkBook 13x Gen 4 | ThinkBook 13x Gen 4 | |
CPU | Core Ultra 5 125H | Core Ultra 9 185H |
PassMarkマルチ | 20702 | 27129 |
メモリ | 16GB | 32GB |
SSD | 512GB | 1TB |
ディスプレイ | 2.8K 非光沢 | 2.8K 光沢 タッチ |
色域 | 100% sRGB | 100% sRGB |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
重量 | 1.2kg | 1.3kg |
価格 | 16.0万 | 24.0万 |
Core Ultra 5 125Hも性能はかなり良いですが、Ultra 9 185Hになることで、CPUのマルチコア性能が30%アップします。この差は動画書き出し時間などに直結するでしょう。
またメモリも32GBあるのが大きいです。
画像編集や動画編集などクリエイティブな作業になればなるほど、メモリが効いてきます。
価格差は8万と小さくはないですが、4~5年使いことを見越して買うなら、上位のCore Ultra 9 185の方が良いかもしれません。
◆HP Spectre x360 14-euとの比較
HPの最上位機種Spectreと比較すると以下のとおり
ThinkBook 13x Gen 4 | Spectre x360 14-eu | |
CPU | Core Ultra 9 185H | Core Ultra 7 155H |
PassMarkマルチ | 27129 | 23880 |
メモリ | 32GB | 32GB |
SSD | 1TB | 1TB |
ディスプレイ | 13.5インチ 2.8K | 14インチ 2.8K OLED |
色域 | 100% sRGB | 100% sRGB |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
重量 | 1.3kg | 1.44kg |
価格 | 24.0万 | 25.0万 |
ThinkBookは
・CPU性能
・軽さ
で優位に立っています
Spectreは
・ディスプレイが有機EL
・変形してタブレットになる
・キーボードの打ちやすさ
という点で優れています。
格から言えばSpectreかなと思いますが、ThinkBookもかなり良いです。
薄型ノートで、性能も重視するなら現状この2機種が他をリードしています。