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【レビュー】ThinkBook 13x Gen 4 良いと思う。モバイルノートの中でトップクラスの性能とディスプレイ

今回はThinkBook 13x Gen 4のレビューです【貸出機材提供:Lenovo】

Lenovo ThinkBook 13x Gen 4は2024年2月発売のノートPC。

  • CPUにインテル最新のCore Ultraシリーズを搭載
  • 13.5インチ 縦横比は3:2
  • 2880×1800ピクセル、明るく発色の良い液晶
  • Thunderbolt 4が3つ

という特徴があります。

結論から言うと、「とても良い」です。

性能とディスプレイは2024年のモバイルノートの中ではトップレベル。しかも静かでバッテリーが長持ちです。

1つ気になったのはキーボードでしょうか。ストロークが浅いのでそこの好き嫌いが出るかなと思います。

まずはスペックから見ていきましょう。

レビュー機のスペック

・Windows 11 Home 64bit
・CPU: Core Ultra 5 125H
・メモリ: 16GB (8GBx2) オンボード
・SSD: 512GB
・ディスプレイ: 13.5インチ 2880x1920、非光沢、120Hz
・USBポート: USB4 (Thunderbolt 4) x3
・インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
・Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
・顔認証あり、指紋認証あり
・重量: 1.17kg

レビュー機はCore Ultra 5のモデル。メモリはオンボードなので増設はできません。

3月30日時点の価格は16.0万円(税込、送料込)となっています

Core Ultra 9 185H搭載の上位モデルも用意されています。メモリ32GBにすると24.0万円(税込、送料込)となります。

価格はそれなりにしますが、2024年の相場的にはこれが普通かなと思います。

※価格の最新情報はLenovoのオンラインストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーはルナーグレー。暗めのグレーで天板は2トーンになっています。

シャープなデザインで全体の高級感はまずまずです。

重量は1.17kgと軽く、片手で扱えます。

ディスプレイは

・2.8K相当 (2880×1920)
・縦横比3:2
・非光沢
・リフレッシュレート 120Hz
・輝度(明るさ) 500nit
・色域 sRGBカバー率 100%

という仕様。

額縁が狭く没入感のあるディスプレイです。
またアスペクト比が3:2と縦に長くなっています。

そして輝度が500nitと非常に明るいです。

ライバルのDELL Inspiron 13 (2024)と比較すると、本機の方が2ランクくらい明るいことがわかります。まだ発色もとても良いです。色域はsRGBカバー率100%です。

映り込みの少ない非光沢タイプなのもうれしい点です。

良い: シャープなデザイン
良い: 1.17kgとまずまずの軽さ
良い: とても明るく、発色が良いディスプレイ

Webカメラ

Webカメラは電子式のプライバシーシャッターが側面に付いています。

カメラの解像度はFHD(1080p)。写りは良好です。

ただもう少しコントラストがはっきりしていてもいいかなと思いました。

良い: FHDカメラで写りは良好

ベンチマーク

CPUはCore Ultra 5 125H。2024年のインテル最新モデルです。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、

シングルスレッド: 3639
マルチスレッド: 21687

というスコアでした。

期待どおりのスコアです。

1.2kg以下のモバイルノートではこのスコアはかなり優秀です。

PCMark 10

PCMark 10はリアルなアプリを使用したベンチマークで、一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

ここで注目したのはデジタルコンテンツ制作のスコア

同じCore Ultra 5 125H搭載のInspiron 13より少し上のスコアでした。

モバイルノートの中では非常に優秀です。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

こちらも上位の速さです

AIによる画像処理 (Photoshop)

Photoshopのノイズ除去はAIを利用した新機能です。この処理にかかる時間も計測しました。

2023年のインテルよりは各段に速いですが、全体の中ではこちらは少し遅めです。

依然として専用グラフィックスを搭載したゲーミングノートとは差があります。

Davinci Resolveで動画編集

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。

書き出しはまずまずのタイム。同じCore Ultra 5 125HのInspiron 13と同タイムでした。

ゲーム性能

定番のベンチマーク、ファイナルファンタジーXIV 暁月のフィナーレ(2021年発売)の結果は以下のとおり。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは8033、「快適」という結果で平均フレームレートは58fpsでした。

もう1つ定番のベンチマーク、3DMark TimeSpyのスコアは3152でした。

2023年のPCと比べると大きく進化しており、軽めのゲームを低設定で楽しむことができます。ただ高いフレームレートが必要なfps系ゲームとなるとまだまだ性能不足です。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
〇画像編集
△動画編集
△ゲーム

という快適度になります。

良い: モバイルノートの中では高い性能
良い: グラフィック性能がアップ
微妙: 100%クリエイター向けというにはちょっと足らない

キーボードの配列と打鍵感

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.1mmです。

パッと見てわかるのが、キーが端ギリギリまで配置されているということ。13.3型ながら特定のキーが小さくなってしまうようなことはありません。EnterキーとBackspaceキーが横をくっついてしまったのは残念ですが、そこは妥協するしかないでしょう。

ストロークは浅め。Lenovoの他の機種(IdeaPadやYoga)と比べても本機はだいぶ浅く、打ちづらく感じました。

深めで慣れている人だと違和感があるかもしれません。

このマークはCopilotキー(コパイロット)

押すとMicrosoftのAIアシスタントに接続できます。

良い: 小さいキーがなくて打ちやすい
悪い: 打鍵感はイマイチ

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが3つで、全てThunderbolt 4対応です。

・転送速度 40Gbps
・PD対応(モバイルバッテリーから充電OK)
・映像出力可能

と万能ポートなので便利です。

あとヘッドフォンジャックのみ。HDMIやUSB-Aはないので注意しましょう。

良い: Thunderboltが3つ
微妙: HDMIやUSB-Aはない

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は54Whです。 
以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約7.2時間。

Inspiron 13 (2024)よりも短いですが、本機とはディスプレイの明るさが全然違います。Inspiron 13 (2024)は300nitと暗め。本機は500nitでこのバッテリーライフですから優秀と言えます。

熱や音についても問題なし。

負荷時のファン音も32デシベルと小さめです。ノートPCの平均的な駆動音は35~40デシベルです。

評価まとめ

悪い点
・キーストロークが浅め、少し打ちづらい

良い点
・まずまずの軽さ
・とても明るいディスプレイ。発色も良い
・期待どおりのCPU性能
・グラフィック性能がアップ。軽さもゲームまで楽しめる
・Thunderbolt 4が3つ
・負荷時でも静か

キーボードで少しマイナス評価を付けましたが、それ以外はとても良いです。

やはりこの軽さで、性能がしっかり出ていて、なおかつ静かという点が素晴らしいです。

明るくて発色の良いディスプレイを搭載しているので、RAW現像やイラスト制作などクリエイティブワークにも向いています。

レビューしたメモリ16GBのモデルでも良いですが、さらに性能を求めるならCore Ultra 9 185H、メモリ32GBの上位モデルもおすすめです。

Lenovoストア ThinkBook 13x Gen 4

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