家の掃除をしていたら、古いThinkPadが出てきました。
ThinkPad G41
2004年発売の15型ノートです。
重量はなんと3.5kg。
重厚感のありまくりのノートPCです。
ロゴは懐かしいIBM。
この頃はちょうどIBMからLenovoへと切り替わるとき。
LenovoがIBMからPC部門を買収したのが2004年10月。
IBMのロゴをLenovoに切り替え始めたのが2006年です。
ThinkPad G41は2004年10月発売モデルなので、ぎりぎりIBMのロゴが残っています。
CPUはIntel Pentium 4。通称ペンフォーと言われてましたね。
ノート用とは言え高発熱で、結果このようなデカさになっています。
それにしても厚みがすごいです。
側面には、CDドライブはもちろん。
FDD(フロッピーディスクドライブ)まで付いています。
フロッピーってww
マジかよって思いますよね。
でも2005年くらいまではこういう仕様もめずらしくなかったのです。
背面の端子類もすごいことになってます。
重量は3.5kg
片手では持ってられない重さです。
実はこのThinkPad G41は妻のパソコンでした。
驚くことに、妻のこの3.5kgのパソコンを、ごくまれにですが外に持ち出すこともあったそうです。
そんな気合の入ったThinkPadファンの妻は、いまもThinkPad Xシリーズを愛用しています。
ぼくも昔はThinkPad使いでしたが、最近は安いIdeaPadを買って、そこにトラックポイントキーボードを繋いで使ってます。
ThinkPad G41のキーボードは7列。キーストロークは2.5mmもあります。
キーボードだけは今でも十分通用するキーボードです。
中央には当然赤ポチ(トラックポイント)が設置されています。
トラックポイント、こんなアナログな機構がいまだに多くの人を虜にしているっていうのはよく考えたらすごいことです。フロッピーの時代から2021年まで生き残ってるわけですからね。
多くのThinkPadファンが理想とする形態が16年前に出来上がってました。
時代と共に理想形は少しずつ変化して、いまはX1 CarbonやX13といった薄型にも対応させたキーボードとなっていますが、この時代のキーボードは今も根強い人気がありますね。
あまり語ると老人扱いされるのでやめておきます(笑)
たった16~17年ですが、ThinkPad G41でちょっとしたタイムスリップを味わえたよっていう話でした。