DELLのXPS 13 9305は2021年3月発売のモデル。
- DELLの最上位XPSシリーズの中では価格を抑えたモデル
- CPUは第11世代インテル
- 13.3型1.16kgの王道モバイルノート
という特徴をもっています。
XPS 13 9310(18万前後)は高すぎて手が出ないという人に、おすすめの新モデルです。
スペック概要
・CPU: Core i5-1135G7、Core i7-1165G7
・メモリ: 8GB、16GB
・SSD: 256GB、512GB
・ディスプレイ: 13.3インチ FHD or UHD、非光沢
・グラフィックス: インテル IrisR Xe グラフィックス
・USBポート: USB-C x3(うち2つはThunderbolt 4)
・インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
・バッテリー: 52WHr
・Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
・重量: 1.16kg
CPUは第11世代インテルのCore i5とCore i7。
Core i5なら自動的にメモリ8GB、SSD256GBとなり、価格は10.0万円(税込、送料込)
Core i7ならメモリ16GB、SSD512GBとなり、14.1万円です。Core i7の場合、ディスプレイをFHD→UHDへのアップグレード可能です。
全モデルでMicrosoft Officeを付けることができます。
すでに発売済みのXPS 13 9310はCore i7-1185G7搭載で18万円台と高価で手が出ない人も多かったはず。今回の9305は10.0万から買えるというのがうれしい点です。
ディスプレイは16:9
輝度 400nit
色域 sRGBカバー率 100%
とディスプレイの質は平均以上の水準にあります。
ただし先に出たXPS 13 9310と比較すると、少しだけコストダウンしています。
XPS 13 9310 | XPS 13 9305 | |
輝度 | 500nit | 400nit |
色域 sRGB | 100% | 100% |
アスペクト比 | 16:10 | 16:9 |
狭額縁 | 4辺狭額縁 | 3辺狭額縁 |
9310はディスプレイが16:10で4辺が全て狭額縁でしたが、今回の9305は16:9で3辺狭額縁になっています。
16:10と16:9では画面の表示される情報量が違います。
Webページなど縦に長い画面を見るときは16:10にした方がスクロールする回数も減り作業効率が上がるので、最近のトレンドは16:10です。
今回の9305はコストを抑えた16:9ディスプレイですが、それでも輝度は400nitと十分明るいですし、色域も広いものを使っているので、画像編集などクリエイティブな作業にも適していると思います。
インターフェイス
USBポートは3つ。すべてUSB-Cで、うち2つは転送速度の速いThunderbolt 4になっています。
USB-Cの1つは電源ポートを兼ねているので常時使えるポートは2つとなります。
USB-Aポートがないのは残念ですが、ボディの薄さを考えると仕方がないところでしょう。
USB-Cポートを1つ潰してそこにハブや変換アダプターを付けて運用する感じになるかと思います。
その他の特徴
・デザイン
アルミニウムの塊から削り出されているXPS 13は、とてもシャープでかっこいいです。そして強度も高く丈夫です。
・Wi-Fi
最新規格のWi-Fi 6に対応しています。
・重量
重量は1.16kgと少し軽くなりました。いまの13.3型は昔の12.6型よりもコンパクト。王道のモバイルノートです。
まとめ
- XPS 13の中では安い
- ディスプレイは少しコストダウン
- それでも平均よりは上の水準
- USB-Cポートが3つ
- Core i5モデルなら10.0万円
DELLは納期が早いのも良い点です。今なら1週間程度でお届けてくれます。