Lenovoが世界初となる折りたたみ式ディスプレイを搭載したThinkPad X1 Foldを正式発表しました
発売は10月13日以降となるようです
日本の大和研究所によって約5年の歳月をかけ開発されたX1 Fold
ディスプレイ(液晶)を折りたたんでコンパクトに。そして2画面として使えるというコンセプトはとてもおもしろいと思いました。
折りたたむと9.6インチのミニノート
広げると13.3インチの通常ノート
に変形するこのX1 Fold
移動のときは場所をとらない9.6インチで使用し、オフィスに戻って13.3インチの通常サイズで使うというようなイメージでしょうか。
重さはキーボード込で1.15kgと軽量です
付属するキーボードは赤ポチ(トラックポイント)がないので、厳密に言うと「ThinkPad」と言えないかもしれませんが、まあ今回はそんな野暮なことは言わないでおきます
付属キーボードはディスプレイを折りたたんだときにできる隙間にすっぽり入るように設計されています。
スペック概要は以下のとおり
OS: WIndows 10
CPU: Intel Core i5-L16G7
メモリ: 8GB
SSD: 512GB
ディスプレイ: 13.3インチ(2048×1536) 有機EL、タッチ対応
USBポート: USB-C x2、
バッテリー: 11.7時間 (JEITA2.0)
サイズ: 299.4×236×11.5mm
折りたたみ時 158.2×236×27.8mm
重さ: 973g キーボード173g
アクティブペン付属
CPUはIntel Core i5-L16G7 (Lakefield)を搭載。
PassMarkのベンチマークスコアは3164あります
Core i5-L16G7 3164
Core m3-8100Y 3036
Core i3-7100U 2724
メインPCとしてはちょっと心許ないですが、Surface Go 2に搭載されてるCore m3よりは少し上です。
タブレット用のCPUとしては、まずまずの水準にあると言っていいでしょう。
他、メモリは8GB、SSD容量は512GBと十分なスペックがあります。
ディスプレイは高精細(2048×1536)でタッチ対応。
アクティブペンも付いてきます
価格が36万と発表されていますが、実売はもっと安くなると思います。
ガジェットとしての面白さもあるので結構人気となりそうです。
MicrosoftやDELLなども折りたたみディスプレイを開発中の中、Lenovoがまず先行しました。
この新しい形態のPCがどこまで市場に浸透するか見ものです