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【レビュー】HP ENVY x360 15-ee (AMD)を買って1ヶ月使ってみたが期待どおりの性能で満足

HP ENVY x360 15-ee (AMD)はRyzen4000番台を搭載したHPの2020年モデルです

ENVY x360 13とENVY x360 15の2機種が人気ですが、ぼくは15.6型のx360 15を買いました。

その理由は、

・持ち運びはしない
・大画面(15.6インチ)がいい(画像編集用)
・フルサイズSDカードスロット付き

の3点です

買ってから1ヶ月使ってみましたが、期待どおり素晴らしいパソコンだと思いました。

くわしくレビューしていこうと思います

◆レビュー機のスペック

・モデル名: ENVY x360 15-ee0002AU
・CPU: Ryzen 5 4500U
・メモリ: 16GB
・SSD: 512GB (PCIe)
・ディスプレイ: 15.6型 FHD(1920×1080) 光沢、タッチ対応
・グラフィックス: AMD Radeon グラフィックス
・USB: USB-C x1 (PD対応)、USB-A x2
・インターフェイス:SDカード、ヘッドフォンジャック
・バッテリー: 約17時間
・サイズ、重さ:約 358×230×18.9 mm、2.0kg

CPUの選択肢はRyzen5、Ryzen7と2種類ありますがぼくはRyzen5にしました。

後述しますが、Ryzen5でもIntelのCore i7を圧倒するくらいの十分なパワーがあります。

メモリは8GB→16GBへアップグレードしました。

Ryzen 5 4500U
メモリ 16GB
SSD 512GB

という構成で9.5万円(税込、送料込)

ペンは別売りですが、このスペックで10万を切る価格。コスパはかなり良いです

※価格は変動することがあるので最新情報はHP公式のオンラインストアで確認してください

◆見た目、デザイン

筐体カラーはナイトフォールブラック

アルミニウム合金で出来た筐体はシャープで高級感があります

液晶ディスプレイは光沢タイプですが、映り込みは控えめ。ギラつきもなく見やすいディスプレイです

視野角も広く、横から見てもはっきりきれいに見えます。

輝度は400nitあります
この価格帯のノートPCだと平均は300nitなので平均以上の明るさです

自然な発色で、sRGBカバー率は99%と色再現性も高いです

ディスプレイ上部のWebカメラは使用しないときにキルスイッチでオフにできます。

キーボードのdeleteキーの2つ隣のキーがそのキルスイッチです

カメラへの回路を物理的に切るので、万が一不正なアクセスがあっても安心です

重さは2.0kgあるので、完全に据え置き用です。

変形2-in-1なので、タブレットとしても使用できますが、ぼくの場合は完全に通常のノートPCとして使っています。

良い:ディスプレイが明るくてきれい

◆ベンチマーク

CPUはAMD Ryzen 5 4500U

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、12361というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は、

Ryzen 5 4500U 平均値11231
Core i7-1065G7 平均値9000

となっています。

レビュー機は平均を少し上回りました。ほぼ期待どおりの結果でした。
同時にIntelのCore i7よりも上だということが確認できました。

内蔵されているSSDのベンチマークをとると以下のようになります。

シーケンシャルリードは3000MB/s超で高速。4Kリード、ライトは少し遅めでした。足し引きで平均点レベルといったところでしょう。

電源をオンしてからデスクトップが表示されるまでにかかった時間は約11秒でした。

こちらはほぼ平均的なタイムでした

以上をまとめると、

CPUテスト: 平均以上
SSDテスト: 平均
起動:    平均

という感じ。

期待どおりのパフォーマンスを出せてます

さらなるテストとしてPCMark10を実施しました。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測します

Essentials(一般的な利用) 8437 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)7103 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 4791 (目安3450)

すべての項目で目安となるスコアを上回りました。

普通のノートPCでデジタルコンテンツ制作の目安をクリアできるのはRyzen4000番台のおかげでしょう。

基本的な作業~画像編集までなら弱点はなし。メインPCとして幅広い用途に使えるPCだと思います。

ただしVideo Editing Scoreはあまり高くないので、動画編集となるとやはり外部グラフィックスを搭載したPCとは差があるようです。

良い:Ryzen 5の性能。守備範囲広い。
微妙:動画編集はやや弱い。

◆PhotoshopでRAW現像

実際にPhotoshopでRAW現像にかかる時間を計測してみました

テスト条件は以下のとおりです

使用する画像は6000 x4000ピクセル、23.6MBのRAWデータ10枚。
これをPhotoshopのCameraRawで開き、一定の画像処理を行った後に保存する。
保存する形式はJPEGで、画質は最高の「12」
処理は10枚連続、自動で行う。
保存が完了するまでの時間をストップウォッチで計測する。
計測は3回行い、平均タイムを出す

行う画像処理は2通り

条件1.何もせずそのまま現像
条件2.テクスチャ+5、明瞭度+5、かすみの除去+5

そして上記の計測タイムの結果が下のグラフになります

Core i5-8265UとRyzen 5 4500Uを比較しています。棒グラフの青色がCore i5-8265U、赤色がRyzen 5 4500Uです。棒の長さが短いほど、タイムが速いということになります

Ryzen 5の方が1.6倍~1.7倍の速くなっていることがわかります

Photoshop自体もRyzen 5にしてさらに快適になりました。

良い:Ryzen 5でRAW現像も快適。

◆キーボード、タッチパッド

15.6型なので右側にテンキーがついています

キー配列はまずまず。HPのキーボードは右端がEnterではなく、home、pgup pgdn、endボタンが並んでいるタイプのものもありますが、本機はそうではないオーソドックスな配列です

キーボードの打鍵感は、良くもなく悪くもないといったレベル。

キーストローク(キーの深さ)は1.3mmです
キーを押し切ったときに砂地のような柔らかい感触があります

好みによりますが、ぼくはもっと固くて適度な反発力がある方が好きです。

タッチパッドの広さは114 x 72 mm。
二本指スクロールなど操作性はスムースでした。

悪い:キーボードはイマイチ。

◆インターフェイス

USBポートはUSB-Cが1つとUSB-Aが2つです。

USB-CはPower Delivery対応ですので、専用ACアダプタを使わずともUSB Type-Cケーブルでの充電が可能です

そしてフルサイズのSDカードスロットとHDMIが付いています

最近は15.6型でもこのSDカードスロットが付いていないPCが多いのですが、ENVY x360 15にはちゃんと付いています

これがあるとデジカメ用のSDカードを直接挿すことができるので便利です

実際ぼくの決め手となったのがこのSDカードスロットです

仮になくても、SDカードリーダーを別個に買うことで対応できるのですが、パソコンに直接挿せる方が断然便利であることは確かです

画像編集のためにデジカメのデータをPCに取り込むことが多い人は、SDカードスロット付きのパソコンを選んだ方がいいでしょう。

良い:SDカードスロット付き。

◆バッテリー、排気音、熱など

バッテリーの駆動時間は公称値で17時間です。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約9時間。まずまずの結果でした

静音性も良く、作業に集中できるパソコンです。

良い:静かで熱くもならない。

◆まとめ

短所
・キーボードの打鍵感

長所
・Ryzen5が期待どおりの性能
・明るいディスプレイ
・SDカードスロット付き

Ryzen 5 4500Uの性能は期待どおりで、Photoshopでの画像編集も素晴らしく快適です。

ディスプレイは明るくて自然は色合い。光沢がありますが、映り込みは控えめなので長時間使用でもOKです

15.6型はスペースをとると思ってましたが、最近の15.6型は本当にコンパクトで全く問題ありませんでした。

そして個人的な決め手となったのはSDカードスロット。デジカメ用のSDカードを直接挿すことができるのでとても便利です

キーボードは好みが出るので主観的な感想になりますが、やや不満です。キーボードを押し切ったときの感触が柔らかすぎる気がします。もうちょっと硬い方がスムースにタイプできると思いました。

全体としては大満足です。
画像編集を快適に行いたい人におすすめしたい一台です

◆おすすめの構成

ぼくは

Ryzen 5
メモリ16GB
SSD 512GB

という構成にしました

Ryzen5を選択すると、デフォルトではメモリは8GBになります。

しかしAdobeのLightroomなどRAW現像ソフトを使い場合は、メモリは16GBあった方が安心です。

画像編集(RAW現像)を行う

⇒ メモリ16GB

画像編集(RAW現像)はしない、滅多にしない

⇒ メモリ8GB

という感じで選択すれば問題ないでしょう

CPUをさらにグレードアップしてRyzen 7する手もあります

表のCPUスコアはPassMarkのベンチマークスコアのことです

Ryzen 5とRyzen 7ではそこまでの差はないので、10万を切るRyzen 5をぼくは選びました。

10月1日現在、ENVY x360 15は人気で品薄状態が続いています。

ぼくは早めに購入しておいて良かったと思います

公式ストアで在庫があるときに早めに購入することをおすすめします

公式オンラインストア ENVY x360 15

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