これまでのWi-Fi環境
- 都内マンション住み
- フレッツ光
- プロバイダーはnifty
- 6年前に買ったWi-fiルーター
- 夜は回線速度が遅く10Mbps以下になることも
昼間はまだ大丈夫なのですが、回線が混み合う夜間が最悪でした。10Mbps以下だと、Webサイトの画像を読み込むまで少し時間がかかる、動画が見にくい・・といったようなこともありました。
自宅マンションのネット回線はVDSL方式。光回線はマンションの下まで来ていて、そこから各部屋に電話回線を使ってネットに接続するので、MAXが100Mbpsまでしか出ないという配線方式です。
このVDSL方式というキーワードは重要です。多くのマンションで見られる配線方式なので、引っ越しを考えてる人とかネット回線が遅いな~と悩んでる人はVDSL方式の罠に注意しましょう。
理想は光配線方式です。これだと各部屋まで光回線が来ているので、最大1Gbpsの速度が出ます。VDSLの10倍です。VDSLを光配線方式に変えるのはマンション全体の工事が必要になるのでかなり難しいです。
話を戻します。
自宅マンションがVDSLで最大100Mbpsまでしか出ないのに加え、Wi-Fiルーターが古く、さらに足を引っ張っていました。
そこでようやく最近Wi-Fiルーターを買い替え。といっても最新規格のWi-Fi 6ではなく、1つ古いWi-Fi 5(ac規格)にしました。
それでも効果は十分で、夜間のネット速度が安定し、常時80Mbps程度は出るようになりました。
光配線方式でネットに接続している人からしたら、笑ってしまうくらいの速度ですが、我々VDSL民からするとこれでも大きな進歩です。
自宅ではぼくと妻でPCが3台、スマホが2台。計5台でWi-Fiに接続していますが、いまのところ安定しています。動画鑑賞もスムースですし、画像多めの重いサイトも苦になりません。
購入したWi-Fiルーター
買ったのは、NEC Aterm WG2600HS2です。
参考にしたのは以下の3点
・住んでる家より広めの4LDK対応
・口コミ
・IPv6対応
◆住んでる家より広めのルーター
自宅は2LDKですが、念のため4LDK対応モデルを買いました。
これは正解。今までは電波が弱い部屋があったのですが、新しく買い替えてからはそれが改善しました。
◆口コミ
次は口コミ。
Aterm WG2600HS2は価格.comで人気1位となっていました。
価格は7,670円(税込、送料込)
3~5千円クラスだとやっぱり口コミの評価も少し下がる感じ。7千円くらい出せばかなり良くなります。1万以下で遅いネットのストレスから解放されるんだったら安いもんですよね。
◆IPv6
最後のIPv6対応かどうかはすごく重要です。
VDSL方式の遅さを解消する鍵となるのがIPv6です。難しい説明は省きますが、IPv6になると混み合う回線を避けることができます。
そしてそこそこ新しいルーターを買えば、大体どれでもIPv6に対応しています。
今回購入したNEC Aterm WG2600HS2はもちろんIPv6対応です。
あと、ルーターと同時にプロバイダー側もIPv6サービスに対応させる必要があります。契約しているプロバイダー名とIPv6でググってみましょう。意外と簡単にIPv6のサービスを受けることができます。
ちなみにniftyは無料でIPv6にできます。
というか、勝手にそうなっていました。
プロバイダーによっては、そのままの契約で自動的にIPv6対応になってることもあると思います。
IPv6にするときに、
・ルーター
・プロバイダー
両方をチェックすることを忘れずに。
Aterm WG2600HS2は接続も簡単でした。マニュアルも付いてくるのでそれを読みながら5分くらい。IPv6の設定も考える必要はなく、そのまま自動でIPv6接続になります。
IPv6接続になってるかどうか確認してくれるGoogleのページがあるのでそこにアクセルすれば確認ができます。
https://ipv6test.google.com/intl/ja/index.html
まとめ
マンションのネット回線の遅さで悩んでいる人は多いと思います。
夜に10Mbps以下になるような回線は、VDSLの可能性が高いです。
そしてそうしたケースはけっこう多いです。
結局一番は新しいルーターを買ってIPv6に対応させるということです。
VDSLの場合、Wi-Fi規格がWi-Fi 5かWi-Fi 6かは重要ではありません。
とにかくIPv6に対応させること。これが最も効果的です。
ぼくの場合、10Mbps以下だった速度が80Mbpsまで回復しました、
自宅が2LDK~3LDKくらいまでの広さなら、売れ筋1位のNEC Aterm WG2600HS2がおすすめです。
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