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2.8Kで有機ELで1.1kgですって! Yoga Slim 760 Carbon(14)の第一印象

先日発表があったLenovoのYoga Slim 760 Carbon(14)

  • 2.8K、有機ELディスプレイ
  • 14型1.1kgと軽量
  • CPUはAMD Ryzenの「Zen 3」

という特徴があります。

一番大きいのは有機ELという点でしょうか。

通常の液晶ディスプレイよりも色鮮やかで、黒が締まって見える有機ELディスプレイ。スマホでは見慣れた存在ですが、ノートパソコンではこれから2022年にかけて流行りそうな感じがあります。

まずはスペック概要から見ていきましょう。

スペック概要

OS: Windows 11 Home 64bit
CPU: Ryzen 5 5600U、Ryzen 7 5800U
メモリ: 8GB (4GBx2)、16GB (8GBx2) LPDDR4X
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ 2880×1800ピクセル OLED(有機EL)、光沢
USBポート: USB-C x3 (内2つはPD対応)
インターフェイス: ヘッドフォンジャック
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
Webカメラ: IRカメラ(顔認証)、720p
重量: 1.1kg

OSは最新のWindows 11を搭載。
CPUはRyzen 5 5600U(6コア12スレッド)とRyzen 7 5800U (8コア16スレッド)が用意されています。

例によってRyzen 5だとメモリが自動的に8GBになります。
このクラスのパソコンだとメモリは16GBあった方が良いと思うので、CPUもRyzen 7を選択する人が多いと予想します。

12月17日時点ではRyzen 7、メモリ16GBという組み合わせで15.0万円(税込、送料込)という価格です。

2.8Kの有機ELディスプレイ

高めの価格帯になったのはディスプレイにお金をかけたせいです。

Yoga Slim 760 Carbon(14)の

・2880×1800ピクセルと高精細(2.8K)
・縦横比は16:10
・有機EL (OLED)

という仕様は、一般ユーザー向けというよりもクリエイター向けと言うべきでしょう。

明るさや色域も優秀です。

・輝度400nit
・DCI-P3 100%、sRGBカバー率133%
・リフレッシュレート90Hz

明らかに画像編集(RAW現像)や動画編集を意識したスペックになっています。

有機ELディスプレイの良さは最近ASUSのVivoBookでも紹介した通り。

通常の液晶ディスプレイよりも

・色が鮮やか
・コントラストが良い
・黒が締まる

というメリットがあります。

Yoga Slim 760 Carbon(14)は有機ELを搭載したノートPCでは世界最軽量です(2021年12月時点)。

Ryzen 7 5800U

クリエイター仕様のディスプレイに対し、少し不安が残るのがCPUです。

Ryzen 7 5800Uは8コア16スレッドのCPUで、PassMarkやCinebenchのスコアはとても優秀です。しかし末尾「U」のプロセッサですから、負荷の高い作業用としては物足りなさが少しあることも事実です。

RAW現像や動画編集をバリバリこなすなら、Core i7-11800HやRyzen 7 5800Hといった末尾「H」のプロセッサーが適しています。

とは言え、現実的に1.1kgで薄型の本機に搭載するのはRyzen 7 5800Uが限度でしょう。末尾「H」のプロセッサーは発熱量的に無理があります。

つまり、Yoga Slim 760 Carbon(14)は

持ち歩けるクリエイターPC

として1つの最適解ではあるものの、性能面は少し妥協があるということも承知しておくべきです。

自宅用のPCなら、もう持ち歩くのは諦めて

・15.6インチ以上
・末尾「H」のプロセッサ

という条件で探した方が、パフォーマンスは良いです。

後は個人の判断(好み)によるでしょう。

Ryzen 7 5800Uが悪いと言ってるわけではありません。ただ2.8K、有機ELと来たら、バランス的にはRyzen 7 5800HやCore i7-11800Hといった所がベストであることは確かです。

その他の特徴

筐体カラーはクラウドグレー

同じLenovoのIdeaPadシリーズよりも一段明るめのグレーですね。

すっきりとしたデザインでなかなか良さそうです。Yogaのロゴもおしゃれです。

USB-Cポートが3つ

USBポートはUSB-Cが3つ。内2つはPD対応かつ映像出力対応です。Thunderboltではありませんが、モバイルバッテリーからの充電が可能です。

Lenovo USB-C 3-in-1 ハブ

USB-C 3-in-1 ハブが付いてきます。
USB-Aポート、HDMI、VGA(D-sub)への変換アダプターになるので周辺機器との接続で困ることはなさそうです。

ただ欲を言えば、SDカードスロットも付いていてほしかったです。

まとめ

  • 有機ELで1.1kgは世界最軽量
  • 持ち歩きできるクリエイター向けPC
  • 薄型ノートなのでCPU性能は少し抑えめ
  • おしゃれなデザイン
  • USBハブが付いてくる
  • 価格はちょっと高め

本格販売はまだ先なので、価格がもう少し下がる可能性も残されています。

Lenovoストア Yoga Slim 760 Carbon (14)

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