LenovoのYoga Duet 760iは2021年11月発売予定のモデル。
- キーボード分離タイプの2-in-1
- キーボードを外した状態でも使える(Bluetooth接続)
- 重量は1.17kg(キーボード込)
- 13インチ、2K液晶
- Windows 11搭載
という特徴があります。
MicrosoftのSurface Pro 8を意識したPCとなっています。
Surface Pro 8はキーボードとペン込みで18万円台と高いのがネック。まだ発売前ですがYoga Duet 760iの価格はSurface Pro 8よりもかなり安くなるはずなので、”Lenovo価格”を期待したいところです。
スペック概要
OS: Windows 11 Home 64bit
CPU: Core i5-1135G7
メモリ: 8GB DDR4-3200
SSD: 256GB
ディスプレイ: 13.0インチ 2160×1350、光沢、タッチ対応
USBポート: USB-C x3、1つはThunderbolt 4
インターフェイス: microSD、ヘッドフォン
Webカメラ: IRカメラ 500万画素
Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
バッテリー: 41Wh、約12時間
重量: 794g(タブレット時)、1.17kg(キーボード込)
ペン: Lenovoデジタルペン
OSはWindows 11を初期搭載。
CPUはインテル第11世代のCore i5です。Core i7も販売される可能性はありますが、現状ではCore i5のみとなっており、メモリも8GBのみとなっています。Core i7モデルが出るならメモリも16GBまでアップするはずです。
スペックは平均的で特に注目すべき点はありません。ネット、動画視聴、ワードエクセル、それにWeb会議といった基本的な作業は快適にこなせるはずです。軽めの画像編集もいけるでしょう。
ペンは無料で付いてきます。
ディスプレイとカメラ
Yoga Duet 760iのディスプレイは13.0インチ。縦横比は流行りの16:10となっており、解像度は2160×1350ピクセルです。
ここはかなりお金をかけているなという印象。
ゴリラガラスを使用した液晶なのでおそらく光沢タイプです。タッチに対応しています。表面はアンチフィンガープリント加工を施してあるので指紋が目立たないようになっています。
- 輝度は450nit
- 色域はsRGBカバー率100%
十分な明るさと色域の広さです。
カメラはフロントとリアの2つ。フロントカメラはIRカメラになっており顔認証に対応。リアとフロントは両方とも画素数が500万画素あります、
キーボード
キーボードはBluetooth接続対応なので外した状態でも使えます。
Yoga Duet 760iの大きな特徴の1つです。
これまでキーボード分離タイプのPCでは、タブレットとして使っていてちょっとキーボードで文字入力をしたいと思ったときに
・タブレットの仮想キーボードを使う
・わざわざキーボードとドッキングして使う
という2通りの方法があったのですが、どちらも一長一短でした。
本機は、タブレットとして使っているときでもBluetooth接続したキーボードを傍に置いておけば、すぐにそのキーボードで文字入力ができるのが便利な点です。
つまり、
・仮想キーボードよりも物理キーボードの方が打ちやすい
・ドッキングする手間がはぶける
という2つのメリットを享受できるわけです。
Surface ProのキーボードはBluetoothに対応していないのでこの点では完全にYoga Duet 760iが勝っていると言えます。
その他の特徴
◆USB-Cが3つ
USB-Cポートが3つ用意されています。この手の2-in-1PCとしては上出来でしょう。
1つは高速転送が可能なThunderbolt 4対応です。USB-Aがないのはしょうがないと思います。
◆重量
タブレット時の重さは794g。キーボード込みだと1.17kgとなります。
重さは13.0インチノートとして考えるなら普通です。
ちなみにSurface Pro 8はタブレット時が891g、キーボード込みで1.17kgです。
タブレットはYoga Duet 760iの方が軽くなっています。
まとめ
・Surface Pro 8のライバルになりそう
・スペックは平均的
・ディスプレイは高精細、輝度や色域も十分
・Bluetooth対応のキーボードが便利そう
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