【PR】【アフィリエイト広告】

カメラ散歩~75mmの距離感に慣れるために

今日は港区芝公園のあたりをブラブラしながら、新しいレンズのSony E 50mm F1.8 OSSで何枚か写真を撮ってきました。

50mmですが、換算で75mmの画角になります。

この画角にも少しずつ慣れてきていますが、まだ感覚的にしっくりこない部分もあります。

遠くのデカい建物を撮ろうとしても入らないんですよね。

例えば東京タワーとか(笑)

28mmならテッペンまでちゃんと入りますが、それを75mmで撮ろうとするとこうなります(笑)

20、30センチぐらいの小物を撮るなら、被写体の距離は1メートルぐらい。
人(全身)なら、7、8メートルぐらい。

身の回りのものを撮るときのだいたいの距離感はつかんできました。しかし遠くの建物を撮るときだけ、どうもまだ感覚とのズレがあるようです。

わかっていたことですが、75mmで風景を撮るのは難しそうです。

ふと思ったのが、

Q1:
手元にあるレンズの画角(もしくは焦点距離)と被写体の大きさがわかっている。ではどのくらいの距離で撮ればいいか?

という問題。

これは図のように、相似な図形の問題になって小学生でも解ける話になります。

持ってるレンズの焦点距離と、持ってるカメラのセンサーサイズ(撮像素子)の大きさ、そして撮りたい被写体の大きさがわかればOKです。

ぼくのレンズ、Sony E 50mm F1.8 OSSは、焦点距離50mm
ぼくのカメラ、Sony α5000は撮像素子の縦の長さ15.4mm

もし、被写体の高さが1.54mなら、相似な三角形を見て

50mm:15.4mm = ℓ2:1.54m

という関係式が成り立ちますから、答えは5mとなります。

もちろん5mは被写体がギリ全部入る距離なので、実際に写真としていい感じにするには5mよりも長い距離が必要です。

さて、いまの季節は梅。

頭上1メートルくらいの梅の花を撮ろうとすると、今度は逆に75mmではちょっと短いんですよ。

この写真はちょっとトリミングしました。

梅の花1つだけが被写体となる場合、75mmだと少し足りないかな。

これはトリミングしないで75mmの画角そのまま。

で、下の画像がトリミングしたやつ。

撮ってるときはこのぐらいのズームで撮ってるような感覚なんですけどね。。。

被写体が人の場合(スナップ写真)も、後からトリミングすればおもしろくなるのが多いです。

遠いものを少しだけ大きく切り取っても、全然おもしろい写真にはなりません。
おれは長いレンズ持ってるから、このぐらいの距離からでも狙えるぜ~って撮ってもダメなんですよ。

75mmはそういう意味ではちょっと難しいです。
それがわかっただけでも1つ進歩したかな。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする