【レビュー】ThinkPad T460sってどう?ThinkPad歴10年のユーザーから見た感想

ThinkPadは2016年に新しい機種を次々と発売しました。その中でもThinkPad T460sは価格と性能のバランスがすごく良いように見えました。
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ぼくはこれまでThinkPadを10年以上使ってきましたがTシリーズは一度も使っていませんでした。それはこれまでのTシリーズが少し重かったからなんです。持ち運びということを考えて、ずっとXシリーズを選択してきました。でも今回のT460sは違います。前モデルからグッと軽量化に成功し、1.36kgとなりました。

同時に発売されたX260が1.43kg。そう、重さだけで言えば、

T460s < X260

T460sの方が軽いのです。

ざっくり言えば、

X260 = X250のマイナーチェンジ
T460s = T450sからガラッと一新

とこんな感じ。

ただX260は12.5型で、T460sは14.0型ですのでX260の方が場所はとらないという利点があります。

1.36kgって微妙だな・・・

T460sは1.36kg。2年前ならまだモバイルPCとして先頭集団を走れるレベルでしたが、2016年現在ではすでに先頭集団から脱落する重さです。正直、ちょっと微妙な重さだな・・と思う人もいるでしょう。

しかし、過度に軽さや薄さを追求していない分、キーボードの質が保たれているという利点もあるのです。あまりに薄いパソコンはそれだけキーボードが薄くなり、打ち心地に悪影響を及ぼします。

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ThinkPadは伝統的に質の高いキーボードで有名ですが、まさしくT460sはその伝統を受け継ぐ一台だと言っていいでしょう。長時間の文字入力にも耐えられるキーボードという意味では、Surface Pro4やMacBookよりも優れていると思います。

PCIe接続のSSD

さらにT460sにはPCIe接続の高速SSDを搭載できます。X260も可能となるはずでしたが、発売3か月以上経過した現在でも未対応なので、この点でもX260はT460sに遅れをとっています。

PCIe接続は従来のSATA接続よりも高速なデータ転送が可能です。しかもT460sに内蔵されているSSDはサムスンのSM951というSSDで、現在のコンシューマ向けものとしては最速のSSDです。

SSDの規格は名前がいくつかあってちょっとわかりにくいのですが、PCIe-NVMeとも呼ばれています。もしくは単にNVMeとも言います。

SATA-ACHI :現在の主流
PCIe-ACHI :あまり見ないけどこれでもかなり速い
PCIe-NVMe :単に「NVMe」と書いてあればこれを指す。

要はPCIe接続かどうかが重要です。

LANポート、SDカード(メモリカード)スロット

最近の薄型ノートにはLANケーブルを挿すところやSDカード(メモリカード)を挿すところが付いていない場合が多いですが、ThinkPad T460sにはしっかり付いています。
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これは人によるでしょうけど、やっぱりLANポートが必要っていう人もまだまだ多いはずです。それにデジカメで撮ったRAWデータを素早くパソコンに転送したい場合なんかには、SDカードスロットがあるとないとではかなり快適度が変わってきます。

高いコスパ

例えば最新のCPU、Core i7-6600Uに、PCIe SSD512GBの最強スペックを選択したとしても18万円台です。さらに1ランク落としてCore i5にPCIe SSD256GBにすると13万円台です。おそらくほとんど人はこのスペックで十分かと思います。

ライトユーザーにはこれでもまだオーバースペックなので、もっと安いパソコンを選びましょう。ぼくが言いたいのは、パソコンに少しうるさい人たちでも13万出せば、十分な性能のモバイルPCが買えますよってことです。バッテリーの持続時間は9.6時間(JEITA 2.0による)ですから、これも問題ないレベルです。

インテリジェント・クーリング

T460sにはインテリジェント・クーリングと呼ばれる独自の冷却システムが備わっています。ヒザの上などPC本体が微妙に揺れている状態では、CPUクロックが自動的に80%程度に抑制される機能です。これによりPCの裏面の発熱を抑えることができます。動画編集など負荷の高い作業をした場合でも裏面の温度は35℃前後。机の上の置いてやる場合に比べ、少し作業時間がかかってしまいますが、裏面が熱くなって困るということがなくなりました。

他のThinkPadと比較してみる

T460sと迷う他のThinkPadで比較してみます。

CPUやメモリ、その他のスペックは似たり寄ったり。
注目は先ほど挙げたLANポート、SSD、そして価格ぐらいでしょうか。タブレットとして使用可能かどうかも評価項目に入れました。

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こうしてみるとT460sはタブレットとしての使用ができないという点を除けば、ほぼ弱点のない一台だと言えます。

実際T460sはかなり売れています。でも売れ筋1位はX260のようですね。そして2位がT460sです。X1 YogaやX1 Carbonは価格がネックになっているのかもしれません。

X260がT460sよりも選ばれる理由は、X260が12.5型でサイズが小さいので小回りが効くという点でしょう。そしてSSDはそこまで高速じゃなくてもOKってことでX260のPCIe未対応をそこまでマイナス評価していない可能性もあります。

また、「なんとなくXシリーズを買ってる」・・けっこうこのパターンも多いかもしれません。でも価格で言えば、ほぼ同じ。少しだけT460sが安いくらいです。これまでXシリーズを使い続けてきた人も、この際T460sを一考してみてはいかがでしょう。

おすすめの構成

1.Core i5 メモリ8GB PCIe SSD256GB FHD液晶

これで13万円台(セール期間だともっと安い場合も)。PCIe SSDを選択してOSの起動を高速に。メインPCとして堂々と胸を張れるスペックです。

2.Core i7 メモリ8GB PCIe SSD512GB FHD液晶

CPUとSSDを最強にしたモデルだと18万円台。動画編集も頻繁にこなしたい人は馬力のあるCore i7を選ぶといいでしょう。これなら容量という面でもかなり安心できます。

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◆追記
⇒ 【レビュー】ThinkPad T460sを1週間使ってみたけどマジでいい!(その1)

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