いまさらですがSONYのNEX-7を中古で買いたいという人向けの情報です。
NEX-7は2012年発売のミラーレス。当時はSONYの最上位モデルでした。
今はボディだけなら中古で2万円台で入手可能です。
このNEX-7の何がいいか?
それは当時「革新的なインターフェース」と言われたトライダイヤルナビです。
文字通りダイヤルが3つ。
軍艦部にコントロールダイヤルLとRの2つ。そして背面にコントロールホイール。
マニュアルモードでは、この3つのダイヤルを、絞り(F値)、シャッタースピード(SS)、ISO感度に割り当てることができるので、絞り(F値)、シャッタースピード(SS)、ISO感度をダイレクトに変えることが可能です。
1回ボタンを押して、それでISO感度を変える・・これじゃダメなんですよね。
シャッターチャンスが突然やってきて、それにすぐに対応しないといけない場合は、トラップしてから蹴るのではダメで、ダイレクトプレーが求められるのです。
NEX-7だとすべてがダイレクト。
露出を決める3つの要素すべてに、一発でアクセスできます。
NEX-7は当時最上位だっただけあって、非常に玄人好みなインターフェイスだなと思います。
しかしこのインターフェイスはあまり好評ではなかったのか、次のαシリーズには引き継がれていません。
SONY α6000とかだとダイヤルは2つだけ。α6300やα6500もそうです。
あれ?3つあるんじゃない?と思うのですが、軍艦部にあるうちの1つはモードダイヤルです。
Pモード、Aモード、Sモード、Mモードとかを変えるやつです。常時Mモードで撮る人にはあまり意味のないダイヤルです。
ぼく的にはα6300や6500などの上位モデルにも付いているのが不思議でしょうがないです。
モードってそんなに頻繁に変えます? Aモードで撮る人なら、ずっとAですよね。
α6300以上の機種でモードダイヤルは不要だと思うんですけど、カメラ初心者もいきなり高価なα6300とかを買ったりするのでその要求に応えているのでしょうか。
ちなみにα5000なんかはモードダイヤルもなくて、コントロールホイール1つだけなので、F値を変えた後にシャッタースピードを変えるのがとても面倒です。ぶっちゃけ操作性はひどいですが、エントリー機なので許せます。
なんか、愚痴っぽくなるのでNEX-7に話に戻ります。
もうおわかりのように、
マニュアルで撮るときの操作性
という観点で言えば、NEX-7は最高ですよってことです。
α6000に劣っている点はAF速度くらいでしょう。「くらい」と言っておきながら、AF性能の差はけっこう大きいんですが・・・
でもα6000よりもNEX-7の方がだいぶ安いので、もし中古でどっちにするか迷ってる人がいれば、NEX-7もアリだと伝えたいです。
大手のマップカメラだと、良品で3万円台、並品で2万円台という相場です。
ぼくは良品を買いましたが、ボディはとてもきれいで中古感はほとんどなかったです。
ご覧のとおり。きれいでしょ?
保証も付いてくるので安心です。