Sony E50mm F1.8 OSS（SEL50F18）を購入して2か月以上が経過。
評判どおりの素晴らしいレンズで、すっかり気に入ってしまい、Sonyのミラーレスα5000に付けて撮る日々が続いております。
α5000は安いミラーレスですが、とてもコンパクトなので、SEL50F18を付けても重くならず、非常に扱いやすいです。
今日はこのSEL50F18の作例をいくつか紹介しておきます。
全て【 Sony α5000 + SEL50F18 】という組み合わせで撮ったものです。
α5000はAPS-Cなので、SEL50F18を付けると、画角はフルサイズ換算で75mmの画角になります。
中望遠という位置付けでしょうか。広角に慣れてしまっていると、レンズの距離感をつかむのに少し戸惑うかもしれません。
基本的には、景色の一部を切り取るような感覚です。広角レンズだと遠すぎて小さく写ってしまうものでも、75mmなら大きく写すことが可能です。ただし、風景をただ遠くから撮るだけではこのレンズの良さは生きないような気がします。
使い慣れるにつれて、やたらと道端でしゃがんだり、腰を丸めるという姿勢が多くなりました。
・ローアングル
ISO=100、F=2.0、ss=1/5
こんな写真のようにローアングルで撮ることが多いからです。
F1.8から一段絞ったF2.0の開放を使ってます。ボケもきれいですし、何よりF2.0なら暗所でもISOを上げなくても撮れるので画質も良いです。
・夜の街をスナップ
ISO=100、F=2.0、ss=1/20
ss=1/20で手持ちで撮れます。レンズに手ブレ補正機能が付いています。
・桜
ISO=100、F=4.5、ss=1/640
桜は木全体ではなく、枝と花を部分的に切り取る形になります。
頭上1mくらいの高さの花を撮るには、ちょうど良い距離感です。
・道端の草花
ISO=100、F=5.6、ss=1/400
近距離でボケがちょっとうるさいかもと思ったら、F=5.6に絞ってみてもOK。ちょうど良い加減のボケです。
・室内のネコ
ISO=3200、F=3.2、ss=1/500
75mmの画角がピッタリです。ネコにストレスをかけずに撮ることが可能です。
・薄暗いレストランでの料理
ISO=640、F=2.0、ss=1/80
料理はちょっと苦手です。テーブル上の料理と、席の距離はこのレンズでは少し短いです。
・夕景
ISO=100、F=2.8、ss=1/800
・夜の街の花壇
ISO=400、F=2.0、ss=1/10
とにかくF1.8の明るいレンズなので、夜に撮りたくなります。
ぼくの場合、ずっとコンデジを使ってきたせいか、夜の風景ってそんなに撮っていなかったのでその面白さを今になって体験させてもらってます。
〇撮れるもの
人物（ポートレート）
犬、猫などのペット
花
小物
朝日、夕日
△撮りにくいもの
料理（グルメレポートとかには不適）
×撮れないもの
風景全体
東京タワーやスカイツリーなど遠めにある大きな建物
とにかくボケがきれいですし、換算75mmという画角も「新しい世界」という感じで新鮮です。
Eマウントなら避けては通れないレンズだと思います。
アマゾンだとこの価格です。
⇒ SONY 単焦点レンズ SEL50F18
