LenovoのIdeaPad Duet 560 Chromebookは2021年12月発売。
- 13.3型のChromeBook
- キーボード分離タイプ
- 大ヒットしたIdeaPad Duet Chromebookの後継機
- 有機ELディスプレイ
- ペン付き
という特徴があります。
Lenovo直販やAmazon、楽天など量販店でも販売予定の機種で、2021年12月時点では6.8万円~という価格になっています。
2020年は10.1型のIdeaPad Duetが大ヒットしました。
その後継機としてさらにグレードアップしたIdeaPad Duet 560という流れ。
しかし先代のIdeaPad Duetが3万~4万と安かったのに対し、今回のDuet 560は最低でも6万円台となっているのがネックとなりそうです。
◆スペック概要
CPU: Qualcomm Snapdragon 7c Gen2
メモリ: 4GB
ストレージ: eMMC 64GB、128GB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD、OLED、光沢、タッチ対応
USBポート: USB-C x2 (PD対応)
Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
重量: 700g(タブレット本体)、1.2kg(キーボード込)
ペン付属
価格が6万後半~とちょっと高めなのはそれなりの理由があります。
まずCPUが先代モデルよりも性能アップしている点。
Webカメラの解像度も上がっている点。
そしてディスプレイに有機ELを使用している点です。
ChromeBookに有機ELという組み合わせは本機が初めてのような気がします。
確かに「おっ!」と思いますが、冷静になってみると本当に有機ELが必要かな?という疑問もわいてきます。
有機EL (OLED)は普通の液晶ディスプレイよりも
・コントラストが高い
・色が鮮やか
・黒が締まる(本当の黒)
と多くのメリットがあります。
でもこれは本当にディスプレイにこだわってる人に刺さる話で、普通の人ならFHD液晶でIPS(広視野角)であれば十分満足できるんじゃないかと思ったりもします。
下の画像は、普通の液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの比較です。
こうして2つを並べると差があるなと感じますし、右の有機ELがいいなと思うのですが、じゃあ左のFHD液晶がダメかと言うとそうでもないと思うんですよね。
あとは価格次第ってぼくなら思います。FHD液晶だと1.5万ほど安いですよって言われたら正直ぼくはFHD液晶でもOKと言うでしょう。
これが写真編集とかバリバリこなせる性能のPCだったら、有機ELの価値も高まるのですが、比較的ライトな使い方をするChromeBookですからちょっとどうかなというのが正直な気持ちです。
個人的にはFHDで4万後半~5万前半くらい。
それぐらいのバランスがちょうど良かったのではないかと思います。
◆まとめ
- 有機ELは魅力だが、ちょっと持て余すかも
- しばらくは様子見
今後値下がりする可能性はあります。