当サイトが挙げる9つのチェック項目はこれです。
推奨スペック | メリット | 重要度 | |
ボディ材質 | アルミ合金 | 高級感、頑丈さ | 高 |
画面の縦横比 | 16:10 または3:2 | 作業効率アップ | 中 |
TN or IPS | IPS | ディスプレイの視野角、色味 | 超高 |
Webカメラ解像度 | FHD (1080p) | 映りを気にする人 | 低 |
プライバシーシャッター | あり | セキュリティ | 中 |
USBポート | USB-Cあり、USB2.0なし | 低速のUSB2.0に注意 | 高 |
タイプC充電 | OK | モバイルバッテリーから充電可能 | 高 |
SDカードスロット | フルサイズSD | デジカメのデータ用 | 中 |
顔認証、指紋認証 | あり | 素早くログイン | 低 |
CPU、メモリ、SSD容量など基本スペックは当然のこととして項目から外しています。
基本スペックをチェックして、あとは価格とデザインで選ぶという人も多いと思いますが、それだけでは不十分です。
ぜひ上で挙げた項目をチェックしておいてください。
10万以下のノートPC、同じCPUで差がないように見えて、けっこう差があります。
初心者はその見分けが付かず、損することが多いです。
チェック項目の中で最も重要なのが液晶のタイプ。
IPS方式かTN方式かで見え方は全然違います。
ここは必ずIPS液晶を選びましょう。
5万くらいの安い機種は大体これでアウトです。
NECや富士通の10万以下も脱落です。
(a) Core i7、TN液晶 8万
(b) Core i5、IPS液晶 8万
があったとしたら選ぶべきは(b)です。
10万以下ではまず弱点をなくすことを考えた方がいいです。
次に重要だと思うのが、ボディの材質です。
アルミ合金やマグネシウム合金など金属製のものを選びたいです。
これは見た目の高級感とボディの頑丈さに繋がります。
ボディがプラスチック(再生樹脂)だと、キーボードの打ち心地も悪いです。
ボディの材質と同じくらい重視しているのがUSBポートの関連。
まずUSB2.0という低速なポートがないか確認します。次にタイプC充電可能かどうかも確認します。
ASUSやmouseの10万以下の機種はここで脱落します。
あとは画面の縦横比。人によっては最重要という人もいるでしょう。
16:9は少し残念。16:10や3:2だったらうれしいです。縦に長くなるとWebページを表示するときの情報量が多くなるので作業効率がアップします。
その他ではSDカードスロット。
デジカメを使う人が減ったのでフルサイズのSDカードスロットの必要性も小さくなっています。ただあるとかなり便利です。
いろいろ細かい項目もあるので全部チェックするのは大変だと思います。
価格で見分けることができれば良いのですが、そう簡単ではありません。
1ついいことを教えておくと、チェック項目を全部満たす機種は2つだけ。
2023年1月時点では、DELL Inspiron 14 5425、Inspiron 16 5625の2つです。
Inspironの5000シリーズです。価格もまずまず安いのでおすすめです。
同じInspironでも3000シリーズはダメなので注意してください。
他機種だと、
HPのエントリーモデルHP 14s、15sは4つ満たしています。
LenovoのミドルクラスIdeaPad Slim 570は8つ。
Lenovoのエントリーモデル IdeaPad Slim 170は2つです。