富士通のFMV LOOX WL1/Gは2022年6月発売の2-in-1 PC
- タブレット本体は599g、スタンド装着時は742g
- 13.3インチ FHD、有機EL
- キーボードとペンは別売り
- CPUはCore i5-1230U、Core i7-1250U
という特徴があります。
Core i5の最小構成にキーボードを付けると16.4万円(税込、送料込)
MS Officeを付けると18.3万になります。
Surface Pro 8がOffice込みで18.2万(税込、送料込)なのでほぼ同じくらいになります。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Home/Pro
CPU: Core i5-1230U/Core i7-1250U
メモリ: 8GB/16GB
SSD: 128GB/256GB/512GB/1TB
ディスプレイ: 13.3インチ FHD(1920×1080)、有機EL、タッチ対応、光沢
USBポート: Thunderbolt 4 x1、USB-C x1
インターフェイス: nanoSIM(5Gモデルのみ)
顔認証あり、指紋認証なし
タブレット重量: 599g、645g(5Gモデル)
スタンド装着時: 742g、788g(5Gモデル)
CPUはTDPが9Wの超省電力タイプですが、10コア12スレッドとコア数とスレッド数は十分あるので、性能的には一定のレベルは確保されているでしょう。
まだ詳細なベンチマークはわかっていませんが、基本的にはビジネス利用~画像編集くらいまでが限度かなと思います。第12世代インテルはどれもシングルコア性能が高いので普段使いの快適度はかなり良いはずです。また、電力消費が低いのでバッテリーは長持ちするはずです。
タブレットは本体だけなら599gなのですが、スタンドをマグネットで装着しないと自立しません。なので実質742gということになります。
Surface Pro 8はタブレット本体だけで自立し、重量は889g
LOOXが742g
Surfaceが889g
LOOXの方が軽いです。
ちなみにキーボード込みでも
LOOX + キーボード 1030g
Surface Pro 8 + キーボード 1180g
LOOXの方が軽いです。
しかもLOOXのキーボードはキーストロークが1.5mmでかなり打ちやすそうというのも大きいです。
◆ディスプレイ
ディスプレイは
・縦横比16:9
・1920×1080
・有機EL
・光沢
・タッチ対応
という仕様。
色域は不明ですが、有機ELということなのでsRGBカバー率100%クラスのものだと推測できます。
最近主流の16:10でないのが少し残念ですが、それ以外は良いと思います。
◆まとめ
- 742g、キーボード込みで1030g
- CPU性能は少し抑えめ
- キーボードが打ちやすい
- 有機ELディスプレイ
キーボード分離タイプの弱点であるキーボードをしっかり作ってあり、さすが富士通という印象です。
Surfaceにすると強制的にOfficeが付いてきますが、LOOXだとそこも選択できるのが良いですね。
デメリットは15万以上という価格。
やはりこの値段を出すなら普通のノートPCを買った方がいいかなと思ってしまいます。
LenovoのYoga 770はペン付き、有機EL、1.4kgで13.9万(税込、送料込)。クリエイター向けならこちらの方がおすすめです。
⇒ 2.8K有機ELのYoga 770(14型 AMD)が良さげ
いや、絶対に軽さは譲れない条件という人は富士通 FMV LOOX。