2022年はインテルがいよいよ第12世代のCPU、AlderLakeを発売します。
AMD Ryzenも6000番台になりますが、クリエイター向けPCとして安定感があるのはインテルの方ではないかと予想しています。
これまでの傾向で、Adobeソフトとの相性がインテルの方が良いからです。
当サイトでも
- Core i7-11800HとRyzen 7 5800H
- Core i7-1165G7とRyzen 7 5700U
といった比較を見てきましたが、PhotoshopやLightroomでは明らかにインテル優勢でした。
ということで、CPUはCore i7-12700HやCore i7-12800Hといったところが本命になるのではないでしょうか。
価格を抑えるなら、Core i5-12600HやCore i7-1260Pという手もありそうです。
・Core i7-12700H
・メモリ 16GB
・SSD 512GB
と、順当にいくならこんな感じの構成でしょう。
問題はディスプレイです。
ディスプレイは
・解像度を上げる(4kなど)
・流行りの有機EL(OLED)にする
という選択で迷います。
もちろん両方採用してもいいのですが、価格を抑えるなら1つだけに絞りたいです。
有機ELは色の鮮やかさが素晴らしいのですが、自分の写真が上手くなったと勘違いしそうで怖いなという部分もあります。2022年は有機ELが流行りそうですが、最終的には価格次第でしょう。現状は2.5Kの解像度で十分満足できているので有機ELにこだわる必要はないかなと思っています。
それ以外の要素は
・縦横比は16:10
・非光沢
この2つは必要条件です。
特に非光沢(アンチグレア)は譲れないポイント。
光沢タイプは映り込みがあるので、微妙な階調を調整するときとかに見づらいです。写真編集には非光沢が良さそうです。
動画編集となるとグラボも搭載したいところですが、CPUパワーでなんとかなるならグラボなしでも可です。Alder Lakeは内蔵GPUの性能もアップしているのでそれに期待するのも良さそうです。
理想を言えばがキリがないので、できるだけ価格は抑えて、それでいて守備範囲は広く。
・インテル第12世代
・メモリ 16GB
・SSD 512GB
・2.5K~4K液晶、非光沢、16:10
という組み合わせが妥当なラインかなと考えています。
CPUにCore i7-12700Hが入れば、クリエイター向けとして王道路線、Core i7-1260Pならモバイルもできる14型ノートが想定されます。
問題はCore i5。
ここもそろそろメモリ16GBをデフォにしてほしいですね。Core i5の性能から言ってもうメモリ8GBはバランスが悪いと思います。
この辺のバランス感覚はHPが一番優秀、DELLやLenovoもそろそろ改めてほしいです。そうなれば10万を切るようなPCでも本格的な画像編集に使えるようになると思います。