マウスコンピューターのmouse B4-i5は2022年11月発売のノートPC
- 14インチ 16:9 FHDディスプレイ
- CPUはインテル第12世代のCore i5-1240P
- メモリは16GB (8GBx2)
- 重量は1.38kgと軽め
という特徴があります。
スペックを簡単に紹介した後に、良い点と悪い点を挙げてみます。
スペック概要
OS: Windows 11 Home
CPU: Core i5-1240P
メモリ: 16GB (8GBx2 デュアルチャネル)
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920x1080)、非光沢
USBポート: Thunderbolt 4 x1、USB3.1(10Gbps) x1、USB3.0(5Gbps) x2
インターフェイス: SDカード、HDMI、ヘッドフォン
Webカメラ: HD (720p)
顔認証あり、指紋認証なし
バッテリーライフ: 10時間(JEITA2.0)
重量: 1.38kg
上記の構成で14.3万円(税込、送料込)です。
同じスペックの海外メーカーと比較すると高めですが、国産メーカーの中ではまずまず安いかなと思います。
CPUはインテル第12世代のCore i5-1240Pですので、性能はかなり高いです。上位機種のmouse B4-i7だとCPUがCore i7-1260Pになります。普段使い、ビジネス利用までならCore i7との性能差はほとんどないのでCore i5がおすすめです。
Core i5でもメモリが16GBあるのがうれしいポイントですね。
カラーはオリーブブラック、シャンパンゴールドの2種類が用意されています。
ディスプレイがちょっと弱いかも
2021年発売のmouse B5シリーズでは
・輝度 250nit
・色域 sRGBカバー率 63%
といった普通の液晶を搭載していました。
10万以下のPCに多い液晶です。
色にこだわる人は1つランクを上げた
・輝度 300nit以上
・sRGBカバー率 100%
のレベルを希望する人も増えています。
本機がその要望を満たすものかどうかはまだわかりませんが、可能性としては最初に挙げたsRGBカバー率63%の方になるのではないかと推察しています。
あと縦横比。最近の主流は16:10や3:2といったものが多いですが、本機は16:9のままです。
16:10の方が表示できる情報量が増えるので使いやすいだけに残念なポイントです。
キーボードは良い
日本メーカーの強みはキーボード。
海外メーカーだとEnterキーまわりの形状や配置が良くないものが多いですが、本機は
きれいな配列です。
キーピッチは19mm(フルサイズ仕様)あります。
ストロークは1.2mmでやや浅めです。
その他の特徴
◆WebカメラはHD(720p)
最新の主流はFHD(1080p)ですが、本機はHDのままです。
◆バッテリー
JEITA2.0の条件で駆動時間は10時間です。Wi-Fi環境下で動画を見続けたら、5時間程度になると予想します。あまりバッテリーは長持ちしないかもしれません。
◆1.38kg
バッテリーは少なめの代わりに、重量はそこそこ軽めになっています。
◆Thunderbolt 4
USBポートは高速のThunderbolt 4が1つ付いています。
ポートは全部で3つです。
◆SDカードスロット
デジカメ用のSDカードスロットが付いています。
旧モデルはmicroSDでしたが、フルサイズになったことで用途の幅は広がったと思います。
◆生体認証
指紋認証はないですが、顔認証に対応しています。
Lenovo Yoga Slim 770i Proとの比較
14型ノートではLenovoのYoga Slim 770iも候補に。
mouse B4-i5 | Yoga Slim 770i Pro | |
CPU | Core i5-1240P | Core i5-1240P |
メモリ | 16GB | 16GB |
ディスプレイ 解像度 | 1920x1080 | 2240x1400 |
色域 | 不明 | sRGB 100% |
重量 | 1.38kg | 1.32kg |
価格 | 14.3万 | 13.0万 |
Yogaはディスプレイの縦横比が16:10。解像度は2240×1400で色域も広いです。
画像編集などクリエイティブな作業を多くやりたい人はYogaを推奨します。
⇒ Lenovoストア Yoga Slim 770i Pro
mouse B4-i5の長所はキーボードとサポート体制。
マウスコンピューターは24時間365日サポート対応。しかもサポートの質も高いです。
パソコン初心者はこちらの方が安心かもしれません。