Core Ultra 7 258VなどのインテルLunar Lakeシリーズの内蔵グラフィックスには
・Intel Arc Graphics 140V
・Intel Arc Graphics 130V
の2種類が用意されています。
Ultra 7の方は140V、Ultra 5だと130Vです。
性能が良いのはもちろん140Vです。
この内蔵グラフィックス(iGPU)が予想以上の高い性能を示しています。
有名なベンチマークである3DMark TimeSpyの結果がこれ。

まだ速報値ですが、グラフィックスコアが4000を超えており、AMD Ryzenの890M、880Mや前世代のIntel Arcよりも明らかにリードしていることがわかります。
RTX 3050 Laptopにも迫る性能です。
このスコアであれば、解像度FHDで中量級のゲームを快適にプレイ可能でしょう。
CPUであるCore Ultra 7 258Vはシングルコア性能が高いですから、シングルコアが効くゲームで強さを発揮するはずです。設定を落とせば重量級のゲームで60fpsが出ます。
薄型のノートPCでは驚きの性能です。
◆Intel Arc Graphics 140Vを搭載したPC
DELL 14 Plus

CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ: 32GB
SSD: 1TB
ディスプレイ: 14インチ 2560x1600
内蔵グラフィックス: Intel Arc 140V
重量: 1.55kg
という構成で17.9万円(税込、送料込)
2025年5月時点で最も安いPCはDELL 14 Plusです。
ディスプレイは14インチの2.5K液晶です。有機ELと比較すると1ランク落ちますが、輝度は300nit、sRGBカバー率100%と、クリエイター向けの仕様を満たしています。
⇒ 公式ストア Dell 14 Plus (DB14250)
HP OmniBook X Flip 14-fm

CPU: Core Ultra 7 258V
メモリ: 32GB
SSD: 1TB
ディスプレイ: 14インチ 2880x1800、OLED
内蔵グラフィックス: Intel Arc 140V
重量: 1.39kg
という構成で19.3万円(税込、送料込)
HPのOmniBook X Flip 14は2-in-1タイプでペンにも対応した機種です。
こちらは2.8Kの有機ELを搭載。色の鮮やかさが1ランク上がります。
価格も少し上がって19.3万円(税込、送料込)です。