AMD Ryzen 5 7535HS、Ryzen 7 7735HSは2023年以降のノートPCやミニPCに搭載されるCPUです。2025年発売の10万以下のノートPCに搭載されることもあります。
2025年全体の中では「中の中」~「中の上」
ミドルスペックです。
Ryzen 7 7735HSのPassMarkのベンチマークスコアは
サンプル数: 1686
シングルスレッド: 3325
マルチスレッド: 23561
となっています(2025年3月8日時点)。
Ryzen 5 7535HSは
サンプル数: 811
シングルスレッド: 3149
マルチスレッド: 18175
です。

グラフの一番上はRyzen AI 9 365
最新のCPUを搭載すると価格は20万超えになります。
上から3番目のRyzen 7 8840Uは2024年のCPUです。
Ryzen 7 7735HSはそれと同等のスコアが出ています。
Core i7-1360Pは2023年のインテルのCPU
Ryzen 5 7535HSはそれと同等のスコアが出ています。
グラフの一番下のRyzen 5 7530Uが2023年によく見たCPU
当時普段使い用として評価が高かったものです。Ryzen 5 7535HSはそのRyzen 5 7530Uよりも上の性能です。
というように、2025年3月時点で見ても十分やれそうなCPUと言えます。
◎普段使い、ネット
◎ワードエクセル
〇画像編集
△動画編集
△軽めのゲーム
といった快適度になるでしょう。
◆iGPU (内蔵グラフィックス)
Ryzen 5 7535HS、Ryzen 7 7735HSの内蔵グラフィックスはそれぞれRadeon 660M、680Mになります。

660Mの方は軽めのゲームを楽しむのが限度の性能です。
680Mになると少し性能アップ。中量級のゲームがなんとか遊べるかなという感じです。
グラフィック性能を重視する人はRyzen 7を選択しましょう。
ノートパソコンのiGPUは2024、2025と大きく進化しています。2023年モデルのiGPUはその点で少し差を感じるでしょう。
◆おすすめのPC
Lenovoから2025年に発売されたIdeaPad Slim 3 Gen 10はコスパ的な魅力が大きいです。

CPU: Ryzen 5 7535HS
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
iGPU: Radeon 660M
ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、IPS
重量: 1.39kg
で8.2万円(税込、送料込)です。
10万以下で探している人にはこのモデルがおすすめです。
上位モデルだと
CPU: Ryzen 7 7735HS
メモリ: 16GB
SSD: 1TB
iGPU: Radeon 680M
ディスプレイ: 14インチ 1920x1200、IPS
重量: 1.39kg
で10.2万円(税込、送料込)です。
⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 3 Gen 10
このIdeaPad Slim 3 Gen 10には16型サイズも販売されています。

CPU: Ryzen 5 7535HS
メモリ: 16GB
SSD: 512GB
iGPU: Radeon 660M
ディスプレイ: 16インチ 1920x1200、IPS
重量: 1.68kg
で8.5万円(税込、送料込)です。
大きな画面がいいという人はこちらにしてください。