ノートパソコン選びで価格.comで調べていると、CPUスコアというものに出会うと思います。
これはCPUの性能を数値化したもので、PassMark社のベンチマークスコアをそのまま取ってきたものです
数値が大きい方がいいことはわかってるけど、どのくらいを目安にしたらいいのかわからない
そんな人も多いと思います。
結論から言うと、ざっくりCPUスコア=2500ならOKと思っておいてください。以前はCPUスコア=3000以上ならOKとしていましたが、2020年にスコアが変更されたのにともない、本記事の目安も2500以上に変更します。
ネット、動画鑑賞、エクセルや文章作成といった基本的な作業でしたら、CPUスコアが2500~3000くらいあれば、とても快適です
ただし、これにはもう1つ条件があります
それは
・HDDではなくて、SSD搭載のパソコンであること
という条件です
HDDだとどうしてもアプリの起動に時間をとられるので、もっさり感があります
目安は、
1.SSDを搭載したパソコン
2.CPUスコアが2500以上
と覚えてください
相当型が古くなければ、Core i3以上のCPUを搭載していればOKです
2020年11月時点での代表的なプロセッサー(CPU)を表にまとめてみました
CPU | CPUスコア | コメント |
Pentium 4425Y | 1636 | Surface Go 2 (2020)に搭載 |
Celeron N4100 | 2447 | 安いPCでよく見るCeleron |
Core i3-7020U | 2568 | Core i3(2018年4月) |
Core m3-7Y30 | 2654 | Surface Pro (2017)に搭載 |
Core m3-8100Y | 3047 | Surface Go 2 (2020)に搭載 |
AMD Athlon Siliver 3050U | 3124 | HP 15s-eq1000に搭載 |
Core i3-10110U | 4100 | Core i3 (2019年後半) |
Core i5-10210U | 6542 | Core i5 (2019年後半) |
例えば、Pentium 4425Yは2020年に発売されたSurface Go 2に搭載されています。こちらはレビュー用に1週間ほど使用したことがありますが、たまに反応が悪いときがありました。Zoomは動くことは動きますが、すぐに熱をもつので30分以上は厳しい状態でした。
ぼくはせっかちな性格ですので、要求するレベルは少し上がってCPUスコア3000くらいになりますね。
ライトユーザーなら、CPUスコア=2500くらいあれば十分でしょう。
繰り返しになりますが、最新のCore i3以上なら全く問題なしです。逆にケチってCeleron(セレロン)にすると、後悔することになる可能性があるので注意しましょう。
本格的な3Dゲームをやりたい人は、もっと上の性能が必要となってきますが、その場合はCPU性能だけでなくグラフィックスの性能も重要となってきます。いわゆるゲーミングノートと言われるノートPCを買った方がいいでしょう。
ゲームはやらないけど、画像編集など負荷の高い作業を行う人は、最新のCore i5以上、Ryzen 5以上がおすすめです。
あくまで今回の記事は、初心者、ライトユーザー向けということです。
パソコン選びの参考にしてみてください。