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【レビュー】Lenovo ideapad 720S、1.14kgの軽量ノートはコスパ最強

Lenovoのideapad 720Sは13.3インチ、1.14kgのモバイルノートです。

ideapadシリーズの中では最上位のモデルで、しかもコスパが最強です。

レビュー機のスペック

・CPU:Core i5-8250U
・メモリ:8GB
・ストレージ: SSD 256GB (PCIe)
・ディスプレイ:13.3型 FHD(1920×1080)
・USB: USB3.1 typeC x1(Thunderbolt3)、USB3.0 typeC x1、USB-A x2
・インターフェイス:ヘッドフォンジャック
・バッテリー: 約12時間
・サイズ、重さ:約 305.9×213.82×13.6mm、1.14kg

オプションでMicrosoft Officeの有無を選択できます。

CPUは最新第8世代Core i5を搭載しています。

Core i5を選択すると自動的に

・SSD 256GB

とSSDの容量が決まります。

もし容量512GBがいい場合は、CPUはCore i7を選択する必要があります。

Core i5モデル(オフィスなし)だと価格は9.3万円(税込、送料込)です。

この軽さ、このスペックで10万を切ってくるのはかなり安いと思います。

※2018年4月現在の価格。時期によって多少変動します。

見た目、デザイン

筐体カラーはシルバーのみ。

高級感のあるデザインで、見た目はとてもシャープです。

筐体表面のテカリもなく指紋も目立ちません。

作りもしっかりしており、いわゆる「ちゃちい」感じは一切ありません。

重量は1.14kgで片手でも軽々持つことができます。

液晶ディスプレイは13.3インチでFHD(1920×1080)

ディスプレイのフレーム(=ベゼル)が細くなっています。

ノングレア(非光沢)タイプなので写り込みは少ないです。

輝度は約320nits、十分に明るくそれでいて目が疲れにくいディスプレイです。

視野角も広いですが、トップレベルと比較すると若干落ちるかなという感じがします。

といっても通常使いにおいては問題はないはずです。

1つ気になったのは、天板が開けづらいところ。

指で開けるのに、ちょっと手間取ります。

インターフェイス

USBポートはUSB-C(1つはThunderbolt対応)が2つとUSB-Aが2つです。

旧規格のUSB-Aが残っていますのでUSBメモリを直接挿せます。

あとはヘッドホンジャックだけ。

USBポートの数は十分ですが、拡張性は乏しいです。
SDカードスロットやHDMIなどもありません。

有線LAN、SDカード、プロジェクターに接続、・・など、いろんなコネクションを考えた場合の運用となると、このPC一台だけではちょっと厳しいですね。

USB-Cの1つは電源用にとられるので残りのUSB-Cに変換アダプターを付けて、そこでやり繰りするしかないでしょう。

ちなみにideapad 720SにはドッキングステーションのLenovo Thunderbolt 3 Graphics Dockがオプションとして用意されています。

このドックには、USBポートやHDMI、有線LANポート(RJ-45)などはもちろん、外部GPUとしてNVIDIAのGeForce GTX 1050が内蔵されています。

つまりideapad720Sをこのドックに接続すれば、グラフィック性能も大幅にアップ。ゲームだって楽しめてしまうのです。

ただし価格もけっこうします。現在の販売価格は5.9万です。

確かに非常に便利なアイテムなのですが、これを足すと合計で15.2万となり、ideapad 720Sのお得感が失われるので微妙です。

もし興味のある人は、Lenovoの公式HPでチェックしてみてください。

Thunderbolt 3 Graphics Dock

SSD、処理速度

内蔵されているSSDはSamsungのPM961、型番はMZVLW256HEHPでした。

ベンチマークをとると以下のようになります。

シーケンシャルリードは2800MB/s以上が出ています。

4KランダムアクセスはPCIeとして平均的な値です。

電源をオンしてからデスクトップが表示されるまでにかかった時間は約9.9秒でした。

PCIeのSSDを搭載していても10秒切るPCは結構少ないです。

最近レビューしたLenovo YOGA 920が約7.5秒。ぼくが知る限りではこれが最速です。

さらなるテストとして、画像編集の処理速度も行いました。

いくつかの画像を合成して1つの画像を構成する処理なので、SSDの性能以外のスペックも効いてくるはずです。

以下は条件の違う複数のPCでのテスト結果です。

1.Core i5-6200U、メモリ8GB、SSD256GB(SATA)

処理にかかった時間:約61秒

2. Core i7-8550U、メモリ16GB、SSD512GB(PCIe)

処理にかかった時間:約33秒

3.Core i7-8650U、メモリ16GB、SSD1TB(PCIe)、GTX1050

処理にかかった時間:約33秒

4.Core i5-8250U、メモリ8GB、SSD256GB(PCIe)

処理にかかった時間:約34秒

最後4番目の結果が本機の結果です。

CPUやメモリなどでは2番、3番よりも劣っていますが、処理時間はほとんど変わらないという結果でした。

そして第6世代のミドルスペック機(1番目)よりは断然速いという結果でした。

ideapad 720Sの優れたパフォーマンスがよくわかります。

キーボード、タッチパッド

キーの配列で一番目立つのが右上にある電源ボタンです。

賛否があるかもしれませんが、個人的には電源ボタンを押しやすいので気に入っています。

筐体側面に電源ボタンが付いてるタイプのノートPCも見かけますが、あれは片手で押しづらいので正直あまり好きではありません。

キーストロークは1.2mmと浅めですが、反発力が効いていてクリック感があります。

打鍵感も良好でタイプもしやすいです。

LenovoのThinkPadシリーズは昔からキーボードに定評がありますが、それ以外のYOGAシリーズやideapadシリーズなども最近かなりレベルが上がってきていると思います。

あとタッチパッドは104x71mmと広く、使いやすいです。クリック音も小さい方だと思います。

バッテリー、静音性

バッテリーの駆動時間は公称値で12.0時間(JEITA2.0)です。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・AbemaTVで動画を流しっ放し

結果は約6.5時間でした。

まずまずの結果だと思います。メールチェックや資料作成などの軽めの作業なら朝から夜までOKなはずです。

ideapad 720Sは高い負荷をかけるとやや大きめの音がします。それが少し高音なのが気になりました。

普通に動画を観たり、ネットをするだけならとても静かです。

まとめ

・デザイン ☆☆☆☆
・キーボード、タッチパッド ☆☆☆☆
・ディスプレイ ☆☆☆☆
・SSD ☆☆☆☆
・インターフェイス ☆☆☆
・バッテリー ☆☆☆☆
・コスパ ☆☆☆☆☆

短所
・SDカードスロットなし(拡張性が乏しい)

長所
・高級感のあるデザイン
・1.14kgの軽量ボディ
・15万前後する他社と比較しても見劣りしない性能
・キーボード、タッチパッドが良い
・コスパ最強

唯一の弱点は拡張性が乏しい点でしょう。薄型軽量ノートの宿命とは言え、ビジネスユースとしてはやや利便性に欠けると言わざるを得ません。

しかしそれ以外は全てにおいてハイレベル。

他社のエース級と比較しても全く見劣りしない性能を兼ね備えています。
特に、手を抜きやすい部分であるキーボード、タッチパッドエリアもちゃんと作ってあり好感が持てます。

ただ液晶ディスプレイや天板の開閉など、最高級と比べると、細かい点で微差があることも確かです。

これは各メーカーのパソコンを見てきているぼくだからこそ気付ける部分で、普通の人ならまず問題にならない差でしょう。

下の表は、各メーカーの軽量モバイルノートの比較です。


スペックはCore i5、SSD256GB、メモリ8GB、FHDで共通です。

これを見ると基本的に相場は15万円前後。安いところでASUSのZenBook 13や東芝のdynabook UZ63/Fがありますが、やはりideapad 720Sの9.3万が群を抜いています。

・軽い
・安い
・ハイスペック

この3条件で言うならこのideapad 720Sは間違いなくおすすめです。

というか、これを推奨しないなら一体何を推奨するんだ?って感じです。

価格は2018年4月時点のものなので、今後はさらに下がるかもしれません。

詳しくはLenovoの特設ページに掲載されている割引クーポンをチェックしてみてください。

Lenovo ideapad 720Sの割引クーポン

オフィス付きのモデルも用意されています。

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