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【レビュー】7万以下で買うならこれ! IdeaPad Slim 3 Gen 8 AMD

今回はLenovo IdeaPad Slim 3 Gen 8のレビューです【貸出機材提供:Lenovo】

IdeaPad Slim 3 Gen 8は2024年4月発売のノートPC。

  • CPUはAMD Ryzen 7030シリーズ
  • 15.6インチ FHD、16:9
  • ボディは樹脂製
  • コスパは良い

という特徴があります。

結論から言うと、普段使い用としておすすめできます

Ryzen 5 7530U、メモリ16GBで7万を切る安さ。これが本機の最大の魅力です。

レビュー機のスペック

・型番: 82XM00FCJP
・OS: Windows 11 Home 64bit
・CPU: Ryzen 5 7530U
・メモリ: 16GB (8GBx2) 
・SSD: 512GB
・ディスプレイ: 15.6インチ 1920x1080、非光沢、IPS
・USBポート: USB-C x1、USB-A x2
・インターフェイス: SDカードスロット、HDMI、ヘッドフォン
・Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
・顔認証なし、指紋認証あり
・重量: 1.62kg

レビュー機はRyzen 5モデル。

6月11日時点の価格は6.8万円(税込、送料込)

コスパはとても良いです。
Ryzen 5、メモリ16GBでは本機が最安値です(価格.com調べ)

※価格の最新情報はLenovoのオンラインストアで確認してください。

デザイン、ディスプレイ

カラーはアークティックグレー、無難な色です。

ボディの材質は樹脂(再生プラスチック)なので、高級感はありません。

とは言え、それなりにしっかり作ってあります。数年前の安いパソコンにありがちなペラペラ感はなく、指紋も目立たないです。

重さは1.62kg
15.6型PCとしては平均的な重さです。
据え置き用として使うことになるでしょう。

ディスプレイは

・FHD相当 (1920×1080)
・縦横比16:9
・非光沢
・リフレッシュレート 60Hz
・輝度(明るさ) 300nit
・色域 sRGBカバー率 63%

という仕様。

色域は広くないので、画像編集(RAW現像)やイラスト制作といった色を扱う作業には向かないです。

DELL Inspiron 14 5445と比較すると以下のとおり

本機の方が発色は悪いです。

両方とも色域は広くないのですが、その中でも発色で差が出ることがわかります。

微妙: 高級感はない。地味な印象
悪い: ディスプレイの発色が良くない

Webカメラ

Webカメラの解像度はFHD(1080p)。

写りも良好です。

ちょっと青が強いかもしれませんが、自然な色です。

カメラにプライバシーシャッターが付いているのも安心な点。不正なアクセスがあった場合でもシャッターでカメラを隠しておけます。

良い: FHDカメラで写りは良好

ベンチマーク

CPUはAMD Ryzen 5 7530Uです

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、

シングルスレッド: 3319
マルチスレッド: 15569

という結果でした。

ミドルレンジは確保しています。

2024年のRyzen 7がグラフの一番上。それと比較すると差がありますが、普段使いではここまで差は出ません。

PCMark 10

PCMark 10はリアルなアプリを使用したベンチマークで、一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。その結果が以下のようになります。

この中で、特に注目したのは

・アプリ起動 (App Start-up)
・Webブラウジング (Web Browsing)
・文章作成 (Writing)

の3つ。

この3つのスコアの幾何平均を普段使いの快適度と見なして他の機種と比べると以下のようになります。

普段使い用としては本機の性能はけっこう高いことがわかります。13万するInspiron 13 (Core Ultra 5 125H搭載)よりもスコアは上です。

一方で

・画像編集
・レンダリング
・動画編集

の3つ、クリエイティブワークのスコアを平均してまとめると以下のようになります

Core Ultra 5 125HやRyzen 7 8840Uとは大きく差を付けられています。

負荷の高い作業は苦手ということがよくわかります。

PhotoshopでRAW現像

PhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

現行のCPUでは下位になります。RAW現像自体は快適ですが、2024年のCPUはさらに高速になっています。

Davinci Resolveで動画編集

動画編集ソフトのDavinci Resolveで180秒の動画をyoutube用に書き出すのにかかった時間を計測してみました。

書き出しもあまり速くありません。繰り返しになりますが、クリエイティブワークには向かないPCということがわかります。

ゲーム性能

F 14 黄金のレガシー(2024年発売)の結果は以下のとおり。

1920×1080 標準品質(ノートPC)という条件でスコアは3642、「設定変更を推奨」という結果で平均フレームレートは24fpsでした。

本機でゲームは厳しいでしょう。

以上のことをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
△画像編集
×動画編集
×ゲーム

という快適度になります。

良い: 普段使いの快適度は良い
悪い: 画像編集以上の高負荷な作業では最新CPUに劣る

キーボードの配列と打鍵感

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.2mmです。

EnterキーとBackspaceキーが横をくっついてしまってるのは残念ですが、そこはいつものLenovo機なので想定済み。打鍵感はまずまずです。

あと

・バックライトあり
・指紋認証あり

と安いPCの割にいろいろ機能が付いているのがうれしいところです

一方、タッチパッドはやや不満。スクロールは滑らかですが、タップしても反応しないことがたまにありました。

良い: 指紋認証、バックライト
微妙: キーの形状
悪い: タッチパッドの反応が悪いときがある

インターフェイス

USBポートはUSB-Cが1つ

・転送速度 10Gbps
・PD対応(モバイルバッテリーから充電OK)
・映像出力可能

という仕様です。

Thunderboltではないので転送速度は遅いですが、他の機能は同じです。

あとはUSB-A、SDカードスロット、HDMIなどが付いています。

USB-Cがもう1つあるとさらに便利かなと思いました。

15.6インチPCとしては平均的なインターフェイスです。

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は47Whです。 
以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約5.5時間。

DELLのInspironシリーズと比べると短めのバッテリーライフです。

本機は据え置き用PCなのでそこまで気になりませんが、電源のないところで長時間作業したい人にはマイナスです。

熱や音については問題なし。負荷時のファン音は35デシベルで平均的でした。

評価まとめ

悪い点
・ディスプレイの発色があまり良くない
・2024年の最新CPUとは性能差がある
・タッチパッドの操作性

良い点
・普段使い、ビジネス利用までなら快適
・手を抜きがちな細部もしっかり
・安さ

Ryzen 5 7530Uにメモリ16GBで6.8万。2024年のミドルレンジPCではコスパ最強の一台です。

2024年はAI PCが話題ですが、実際のところAI性能をフルに発揮できるアプリはまだ限られている上に、価格も15万以上するものが多いです。そこまでの性能はなくても、これまで通りの作業が快適にできれば良いと思ってる人も少なくないでしょう。

本機はそうした人におすすめできるPCです。

Ryzen 5 7530Uは、3~4年前のCPUと比較するとかなり良い性能です。性能が悪いということではないのでそこは安心してください。

基本スペック以外で見ると、

・WebカメラがFHDで写りが良い
・プライバシーシャッター付き
・指紋認証付き(間違えて押してしまう心配ナシ)
・キーボードバックライト付き
・USB-Cポートで充電可能

という点は良い点。

しかし

・ボディの質感
・ディスプレイの発色
・タッチパッドの操作性

は価格相応かなと思いました。

繰り返しになりますが、本機の最大の魅力は6.8万という安さです。

⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 3 Gen 8

もう1つランクを上げるならIdeaPad 「5」がおすすめ。

IdeaPad Slim 5i Gen 9にすれば、ディスプレイの発色も良くなり、ボディもアルミ合金へとグレードアップします。

こちらは9.0万円(税込、送料込)です。

⇒ Lenovoストア IdeaPad Slim 5i Gen 9

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