LenovoのThinkBook 16 Gen 6 AMDは2023年9月発売のノートPC。
- 16インチ 16:10のディスプレイ
- 解像度は2.5K (2560×1600)、色域広い(sRGBカバー率100%)
- USB-Cが2つ、有線LANやSDカードスロットあり
という特徴があります。
◆スペック概要
CPU: Ryzen 5 7530U、Ryzen 7 7730U
メモリ: 8GB、16GB
SSD: 256GB、512GB
ディスプレイ: 16インチ 1920x1200 or 2560x1600
Webカメラ: FHD(1080p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証あり
USBポート: USB-C x2、USB-A x1
インターフェイス: HDMI、SDカード、有線LAN、ヘッドフォン
重量: 1.7kg
9月25日時点のおすすめ構成はRyzen 7、メモリ16GB、2.5K液晶。価格は12.0万円(税込、送料込)となっています。
相場的にはまずまずの安さですが、Lenovoが本気を出すともう少し安くなりそうか感じはありますね。
できれば10万ちょいくらいで買いたいかなと思います。
◆ディスプレイ
ディスプレイはFHDと2.5Kを選択可能ですが、できれば2.5Kの高精細な方を選びたいです。
・16インチ 16:10
・2.5K 2560×1600ピクセル
・非光沢、IPS
・輝度 350nit
・sRGBカバー率 100%
という仕様。
画像編集などクリエイティブな作業にも使えるディスプレイとなっています。
写真はIdeaPad Slim 560 Proのディスプレイ。ThinkBook 16と全く同じ仕様なので参考になると思います。
◆インターフェイスが充実
USB-C 3.2 Gen2が2個、USB-A 3.2 Gen1が2個、合計4個のUSBポートがあります。
ただしUSB-Cの1つは電源ポートを兼ねているので常時使えるポートは実質3個です。
Thunderbolt 4ではないものの、
・転送速度 20Gbps
・PD対応(タイプC充電)
・映像出力可能
と使い勝手は良いです。
あと他にもHDMI、有線LANポート、フルサイズSDカードスロットが付いており、インターフェイスはかなり充実しています。
有線LANポートはあるといざというときに便利ですし、SDカードスロットはデジカメで頻繁に写真を撮る人には絶対にほしいインターフェイスの1つです。
この種類と数が用意できるのは海外メーカーではThinkBookくらい。ThinkPadは最近はダメですし、DELLやHPもここまで親切ではありません。
◆その他の特徴
1.天板はアルミ合金。底面は樹脂。
天板が2トーン。ここまではいいのですが、大きくThinBookのロゴが入っているのがどうか。目立って嫌だなと思う人もいるかもしれません。まあ実際は自宅で据え置いて使うのでロゴが目に入る機会は少ないはずです。
2.CPUはミドルレンジ
Ryzen 7 7730Uは普段使い~ビジネス利用までならかなり心強いCPUですが、画像編集以上だとインテルのCore i7-1360Pが上になります。
3.キーボード
キー配列はLenovo特有の配列。EnterやBackspaceが横のキーとくっついているのがマイナスです。打鍵感は悪くないのですぐに慣れると思います。右サイドにはテンキーも付いています。
4.バッテリー
バッテリー容量は45Whです。少なめ~平均くらいの容量なので、バッテリー駆動時間は6時間くらいかなと推測します。(画面の明るさMAXで動画を見続けたときの時間です)
◆まとめ
- ワンランク上の大画面ノートPC
- 2560×1600、sRGBカバー率100%
- SDカード、有線LANなどインターフェイスが充実
FHD液晶ではちょっと不満という人には2.5Kの本機をおすすめしたいです。7~8万くらいのPCとは画面の発色がだいぶ違うはずです。
ただクリエイター向けPCと主張するには、性能が少しだけ足りません。そこがちょっと残念な点です。