タムロンが発売予定のフルサイズ用のEマウントズームレンズが早くも人気のようです。
タムロン 28-75mm F/2.8 Di III RXD
発売は5月24日です。
ぼくは普段ズームレンズを使わないので、詳しくなかったのですが、Eマウントの標準ズームでのラインナップを見ると今回のタムロンのレンズがうまくユーザーの要望に応えたものになってるなと感じました。
・タムロン 28-75mm F2.8
550g
8.5万
・FE 24-105mm F4
663g
14.5万
・FE24-70mm F2.8
886g
24.5万
・FE24-70mm F4
426g
11.0万
まあ簡単に言えば、
・他と比べると軽い
・他と比べると安い
この２点でしょう。
軽さだけなら4番目のFE24-70mmが一番ですが、周辺部の描写がイマイチということであまり評価の高くないレンズなのでそれも加味すれば、タムロン28-75mmが人気になるのもわかります。
Sonyはα9以降、ボディもレンズも重厚長大な路線へ傾いていますが、軽くてそこそこ写りがいいやつを求める層は無視できないと思うんですよね。
タムロンの28-75mmレンズがまさしくそうした声に応えてくれました。
ぼくは普段ストリートフォトを撮るときは28mmの単焦点と75mmの単焦点、２本を２つのボディに着けて撮り歩きますが、それがこの１本で済むとなれば、かなり魅力的です。
画角域もちょうどいいです。
広角側が28mmスタートでやや物足りないという声もありますが、軽量化を優先したためなので諦めましょう。
画質も好評みたいです。
あとは逆光耐性とかでしょうか。しばらくすれば、そうしたレビューもあがってくるのでぜひチェックしてみたいですね。
あと同じSonyでAPS-C用のズームレンズも手薄なんで、なんとかしてほしいかも。