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ノートパソコン、デザインの限界? カッコ良さか、使い勝手か、両方は選べない時代に?

先週は新しいMacBook Proの発表があり、そのデザインを巡ってMacファンからもかなり不満が上がったようですね。

ZenBook 3もそうですが、薄さを追求しすぎるのもどうかと・・
個人的にはそんなに薄さはいらないような気がします。

2016年のモバイルPC市場を見てみると、薄さ・軽さという方向性に突き進むか、それともキーボードやポート類の充実を重視するのかという二極化が見られます。

10万円以上するモバイルノートの代表的なものだけをプロットしてみた図です。

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グラフの横軸は薄さ・軽さを総合的に評価したものです。
例えばNECのLavie HZはZenBookやMacBookよりも軽いですが、薄さも加味した総合的な評価ではその両者より下と判断しました。縦軸のキーボード・ポート類も同じです。

結局このグラフは、

1.カフェでドヤりたいのか?

2.道具としての利便性を追求したいのか?

と読みかえることが可能です。

ほんの数年前まではこの2つを両立させることができました。それがMacBookだったのです。

ところが数年経ち、驚くほど薄くなったノートパソコンでは、両立は無理ってことがよくわかりました。皮肉にも新しいMacBook自身がそれを証明しました。

当ブログの読者はよくご存知だと思いますが、ぼくは、「パソコン=道具」という認識が強い人間なのでThinkPadやLet’s Noteを評価します。

一方で、ZenBook3やHP Spectre 13などの評価はどうしても辛口になります。

そんなぼくからすると、MacBook Proのあのデザインにお怒りのファンの気持ちは痛いほどよくわかります。

MBPをやめて何を買おう?
そう思ったMacファンのあなた!

グラフをもう1回見返してください。

あなたがドヤりを重視するなら、グラフの右下です。DELLのXPS13なんかは比較的インターフェースも充実しているのでおすすめです。

もしあなたが道具としての使いやすさを重視するなら、グラフの上部に配置されたThinkPadやLet’s Noteがいいと思います。

繰り返しますが、両方を得られる時代は終わったのです。

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