Ryzen 7 7745HXは2023年以降のゲーミングノートに搭載されるハイエンドCPU。アーキテクチャは「Zen 4」になります。
HX: TDP 55W
H: TDP 45W
U: TDP 15~28W
というように末尾に何が付くかでそのCPUの熱設計電力(TDP)がわかります。
7745HXはTDPが55Wと非常にパワフルです。
5月30日時点のPassMarkのベンチマークは
サンプル数: 5
シングルスレッド: 不明
マルチスレッド: 34564
となっています。
シングルスレッドがスコアは掲載されていないのは何かのミスだと思います。マルチスレッドはかなり優秀なスコアです。
インテルのCore i7-13700HXよりも少し上のスコアが出ています。
Cinebench R23では、Core i7-13700HXの方が少し上のスコアが出るという報告もあるのでまだもう少し様子を見た方がいいかもしれません。
いずれにせよ、この世代ではトップクラスの性能です。
◆CrossMarkのスコアも見てみる
BAPCo社のCrossMarkは実際のアプリ(ワードエクセル、Photoshopなど)を使用したベンチマークです。
こちらで画像編集や動画編集の快適度を示す「Creativity」を比較すると以下のようになります。
13700HXに次いで2番目。
CrossMarkはインテルに良いスコアが出ることで有名ですが、その中で7745HXは健闘していると言えます。少なくとも13700Hよりは上と見ていいでしょう。
7745HXは13700HXよりも価格が安いのも魅力です。
◆Ryzen 7 7745HX搭載のノートPC
Lenovo Legion Pro 5 Gen 8
CPU: Ryzen 7 7745HX
メモリ: 16GB
SSD: 1TB
グラフィックス: RTX 4060
ディスプレイ: 16インチ 2560x1600、100%sRGB
重量: 2.5kg
という構成で20.0万円(税込、送料込)
ゲームからクリエイティブワークまで万能型のノートPCです。