HP ProBook 445 G10は2023年4月発売のノートPC
- 14インチ 16:9ディスプレイ
- OSはWindows 11 Pro
- CPUはAMD Ryzen 7030シリーズ
- 重さは1.38kg
- 日本語仕様のキーボード配列
という特徴があります。
海外メーカーで10万を切る機種だとキーの形状が歪だったり小さかったりするのが普通ですが、本機は日本語仕様になっています。
ちょっとEnterキーが大きいですが、打ちやすそうです。
参考までにLenovoのキーボードはこれ。
Enterキーが横とくっついています。Backspaceキーも同じです。
この見た目が嫌だという人も多いでしょう。
DELL Inspironのキーボードはこれ。
Lenovoよりも少しだけEnterが大きいですが、横とくっついているのは同じです。
比べてみると、HP ProBook 445 G10の良さがわかります。
13万~15万くらい出せば、海外メーカーでも日本メーカーでもきれいな配列の機種はあります。しかし10万以下でキーボードにこだわるなら本機がベストじゃないかと思います。
今回はRyzen 5 + メモリ16GBで9.2万のニュースタンダード・キャンペーンモデルを紹介します。
◆スペック概要
OS: Windows 11 Pro
CPU: AMD Ryzen 5 7530U
メモリ: 16GB (8GBx2)
SSD: 512GB
ディスプレイ: 14インチ FHD(1920x1080)、IPS、非光沢
USBポート: USB-C x1、USB-A x3
インターフェイス: HDMI 2.0、有線LAN、ヘッドフォン
Webカメラ: HD(720p)、プライバシーシャッター
顔認証なし、指紋認証あり
重量: 1.38kg
Ryzen 5にメモリ16GBのデュアルチャネル。ミドルスペックの王道構成でビジネス利用はもちろん、軽めの画像編集や動画編集もこなせる性能があります。
価格は9.2万円(税込、送料込)と安いです。期間限定だけのセール価格だと思うので、気になる人は早めの購入をおすすめします。(最新情報はHPストアで確認してください)
なお、ディスプレイは
- 1920×1080
- IPS液晶
- 輝度 250nit
- 色域 sRGBカバー率63%
と普通のビジネスノートの仕様です。
◆良い点
・キーボード
ストロークは1.5mmと深め。キーピッチな18.7mmです。
冒頭に書いたとおりEnterまわりのキー配列がとても良いです。実機をさわったわけではないので100%確実とは言えませんが、かなり打ちやすそうなキーボードです。
参考までに2022年のProBook Aero 13なら実際に打ち心地を試しました。
キーストロークは1.5mm。クリック感があり、キーを押し切った後の適度な反発力も好みでした。
本機がProBook Aero 13と同等のキーボードならかなり高評価となります。そしてその可能性は高いと思います。
・USBポートが4つ
Thunderboltではないですが、USBポートが4つあるのはうれしい点です。電源ポートは専用端子が用意されているので、USBポートは常時4つ使えます。USB-CはPD対応、モバイルバッテリーから充電可能です。
・有線LANポート
ビジネス用PCらしく、有線LANポートも完備。高速で安定した通信が可能です。
・MIL規格
米国軍用規格に準拠しており、頑丈さも折り紙つきです。ボディの材質は再生アルミニウムです。
◆Lenovo IdeaPad Slim 5との比較
いまコスパ最強なのがLenovoのIdeaPad Slim 5ですがそれと比較してみます。
IdeaPad Slim 5 | ProBook 445 G10 | |
ボディがアルミ合金 | 〇 | 〇 |
画面の縦横比16:10 または3:2 | 〇 | × |
IPSディスプレイ | 〇 | 〇 |
Webカメラ FHD (1080p) | 〇 | × |
プライバシーシャッターあり | 〇 | 〇 |
USB-Cあり、USB2.0なし | 〇 | 〇 |
タイプC充電可能 | 〇 | 〇 |
フルサイズSDカード | × | × |
顔認証 or 指紋認証 | 〇 | 〇 |
備考 | - | 有線LAN、キー形状 |
メモリ16GBの価格 | 8.0万 | 9.2万 |
ProBookはディスプレイが16:9なのがちょっと残念なところ。
あとWebカメラの解像度がHD(720p)です。
しかし打ちやすいキーボードという他にはない大きな強みがあるので表に記した価格差ならProBookを選ぶ理由も十分あると思います。
IdeaPadもとても評価の高い機種です。