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【レビュー】ThinkPad X1 Carbon Gen 9 (2021年モデル)を使ってみた。

LenovoのThinkPad X1 Carbon Gen 9は2021年4月発売のモデル。

  • 14.0型1.13kg
  • ディスプレイは16:10
  • 4G、5Gモデルも買える
  • キーストロークは1.35mm

という特徴をもっています。

結論から言うと、完成度の高い機種です。
不安だったキーボードも許容範囲でした。

ThinkPadは900g台のX1 Nanoやチタン合金を使用したX1 Titaniumという新機種が登場し選択肢が広がっていますが、ThinkPadの第一候補はやっぱりX1 Carbonかなというのがぼくの印象となります。

10日間ほど使ってみた感想を正直に書いてみたいと思います。

レビュー機のスペック

・CPU: Core i7-1165G7
・メモリ: 16GB
・SSD: 256GB
・ディスプレイ: 14型 (1920×1200) 非光沢
・USBポート: USB-C x2、USB-A x2
・インターフェイス: HDMI、ヘッドフォン
・Wi-Fi: Wi-Fi 6対応
・バッテリー: 57Wh 14.5時間
・重さ: 1.13kg

レビュー機はCore i7-1165G7、メモリ16GB、SSD256GB、FHDという構成です。

価格は19.4万円(税込、送料込)となっています。

以下は代表的な構成例とその価格です。

WordPress Tables Plugin

ディスプレイは4K相当(3840×2400)の高精細液晶にすることも可能です。

オプションで4Gモデル、5Gモデルも選択可能です。

※価格は変動することがあります。

見た目、デザイン

本体カラーはブラック。

ThinkPadでお馴染みの黒。マットな黒ですが、少しだけ光沢があるので高級感があります。

手触りも良く、指紋もあまり目立ちません。

ぼくの知ってるThinkPadは指紋が目立つタイプのものが多かったのですが、このX1 Carbonではそれがかなり改善されていると感じました。

重量は1.13kg。

まずまずの軽さです。

X1 Carbonはずっとこのくらいの軽さ。もう4~5年変わっていないので、もう少し軽くならないかなと欲が出てしまいますが、14型でこの品質を保つなら1.1kg前後が限界なのかなと思います。

液晶ディスプレイは非光沢タイプで映り込みは最小限。

IPS液晶で視野角が広く見やすいです。

解像度はFHD (1920×1080)
輝度は400nit
色域はsRGBカバー率100%

と優秀なディスプレイです。

写真は2019年発売のIdeaPad C340との比較。
IdeaPad C340の輝度は250nitなので、X1 Carbonと並べると暗く見えます。

しかもアスペクト比(縦横比)が16:10と通常の16:9よりも縦長になっているので、Webページを表示したときの情報量が増えてます。

表示スケール125%での当サイトの見え方は以下のようになります。

参考までに16:9での画面の見え方も貼っておきます。

2つを比較すると、最初(16:10)の方が情報量が多いことがわかります。

ディスプレイ上部のカメラはIRカメラで顔認証機能付き。

使用しないときにカメラを隠す物理シャッター(スライド式)も付いています。

良い: 高級感がある
良い: 明るいディスプレイ
良い: 16:10で表示できる情報量が多い

ベンチマーク

CPUはCore i7-1165G7です。

PassMarkのベンチマークテストを実施したところ、11860というスコアでした。

PassMark社が発表している平均値は

Core i7-1165G7: 10607

なので、それよりは少し良いスコアが出ています。

ちなみに電源から外してバッテリー駆動時のスコアもとってみると、11885でした。なぜか電源接続時よりも良いスコアでした。

ThinkPadはX1 Nanoもそうでしたが、バッテリー駆動時にパフォーマンスが低下しません。これはとても良いことです。

リアルなアプリの快適度

さらなるテストとしてPCMark10を実施しました。

PCMark10は一般的な利用、ビジネス利用、デジタルコンテンツ制作の3種類の作業の快適さを計測するベンチマークソフトです。

Essentials(一般的な利用) 9365 (目安4100)
Productivity(ビジネス利用)6745 (目安4500)
Digital Contents Creation(デジタルコンテンツ制作) 4656 (目安3450)

すべての項目で目安となるスコアを上回りました。
Core i7の守備範囲は広いです。

PhotoshopでRAW現像

実際にPhotoshopでRAW現像10枚にかかる時間を計測してみました

その結果が下のグラフになります。

赤がX1 Carbonのタイム。
Core i7-1165G7の平均値よりも少し速いタイムでした。

インテルのCPUはシングルコア性能が良いのでPhotoshopも快適に動きます。
Ryzen 4000シリーズよりも20~30%くらい速いタイムです。

これらをわかりやすくまとめると

○ネット、動画鑑賞
○オフィス系ソフトで事務作業
○Web会議
○画像編集(RAW現像)
△動画編集
△ゲーム

という目安になるかと思います。

良い: Core i7-1165G7の平均よりも良い性能
良い: バッテリー駆動時のパフォーマンス低下もナシ

キーボード、クリックボタン

キーピッチ(キーの間隔)は19mm、キーストローク(深さ)は1.35mmです。

キー配列は、CtrlキーとFnキーが通常と逆という点が注意。ThinkPadユーザーは慣れているので問題ないと思いますが、初めての人は戸惑うかもしれません。

あとは右サイドのキーが小さめです。

X1 Carbonの従来モデルは右サイドのキーも通常サイズでしたが、2021年モデルから右サイドが小さくなっています。

ボディの横幅が少しコンパクトになったせいでしょうか。キーボードにこだわる人が多い機種でこの変更は微妙です。

使用頻度が低いキーなので、一般の人はあまり気にならないかもしれませんが、プログラミング用に使いたい人はマイナス評価となるでしょう。

キーストロークは1.35mmと浅いです。

X1 Carbonは2018年まで1.8mmのキーストロークがありましたが、それが

1.8mm → 1.5mm → 1.35mm

と少しずつストロークが浅くなっています。

実際に打鍵感は少しずつ劣化していますが、同時に浅さに少しずつ慣れてきている自分がいます。

キーを打った瞬間のクリック感はしっかりありますし、剛性感がしっかりしているので、タイプしていて不快な感じはありません。

2018年以前のThinkPadから、2021年モデルへ買い替えすると違和感を感じると思いますが、2019年以降のモデルを体感している人にとっては許容範囲かなと思います。

ちなみに妻も15年以上のThinkPad使いですが、妻の評価もまずまずでした。

トラックポイントとクリックボタンも薄型仕様です。

クリックボタンはボタンの出っ張りがなく平坦化されています。

わかりますかね?
真横から見ると、クリックするボタンがフラットになっていることがわかります。(一般的なThinkPadは山形のボタンです)

フラットな方がデザイン的には美しいのですが、クリックはしづらくなっています。ひっかかりがないので右クリックがやりづらいです。

こちらも4~5年前のThinkPadから乗り換えを考えている人は注意した方がいいかもしれません。

このデザインが採用されたのは2019年からです。そのときはとても使いづらかったのですが、2021年モデルはクリックのしづらさが少し改善されているように感じました。

X1 Nanoも同じくクリックボタンは平坦になっていますが、X1 Nanoの方が使いづらく感じました。

微妙: 打鍵感、右サイドのキー形状
微妙: クリックボタンが平坦

インターフェイス(端子類)

USBポートはUSB-Cが2つとUSB-Aが2つ。

USB-Cは2つともThunderbolt 4に対応しており、転送速度は40Gbpsと高速です。


Thunderbolt 4はPower Delivery(電源供給)対応ですので、専用ACアダプタを使わずともモバイルバッテリーでの充電が可能です。また同時に映像出力にも対応しています。

他はHDMIとヘッドフォンジャックのみ。SDカードスロットはありません。

ポート類の種類と数はまずまずです。

良い: USBポートが4つ

バッテリー、排気音、熱など

バッテリー容量は4セル57Wh
駆動時間は公称値で14.5時間です。

以下の条件でテストしてみました。

・画面の明るさを300nitに
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し

結果は約7時間。

平均よりは少し短めのバッテリーライフでした。

熱は、キーボード面の上部が少し熱くなりますが、音は静かでした。

一部でファン音がうるさいという評判もあるようですが、個体差もあるのかもしれません。あるいはBIOSアップデートで直る可能性もあります。

評価まとめ

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短所
・クリックボタンが平坦
・価格が高め

長所
・明るいディスプレイ
・16:10画面で作業効率アップ
・バッテリー駆動時もパフォーマンスが低下しない
・USBポート4つ

ThinkPad X1 Carbonを選ぶ人はこだわりも強い人が多いので、採点も難しいですが、予想以上に良かったというのが正直な感想です。

先月レビューしたX1 Nanoよりもぼくは好きです。

X1 Nanoは長所も多いですが短所も多かったです。

それに対し、X1 Carbonは細部の質が良く、短所が少なく仕上がっていると思います。

平坦化したクリックボタンの問題はありますが、今回のX1 Carbonではそこまで使いづらくなかったです。

長所は複数あります。バッテリー駆動時でもパフォーマンスが低下しないという点と、USBポートが4つあるのはThinkPadならではの長所だと思います。

ThinkPad X1 Carbonは、ビジネス利用はもちろん、クリエイター向けPCとしても十分なスペックを有していると思います。

画像編集においてインテル第11世代のCore i7は、Ryzen 7 4700Uよりも20~30%も高速で優秀です。

価格はちょっと高めです。
Core i7、メモリ16GBを選択すると、20万前後になり、そこにオプションでLTEモデルや5Gモデルにするとさらに値段がアップします。

他のThinkPadとの比較

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そこまで軽さを求めないという人なら、ThinkPad X13 Gen 2もおすすめです。

ディスプレイのアスペクト比も同じ16:10で、2K相当の2560×1600という高精細液晶を搭載しています。

価格はX1 Carbonよりも3万以上安い17.0万円(税込、送料込)

コスパで選ぶならX13もありです。

Lenovoオンラインストア ThinkPad X13 Gen 2

軽さ重視なら0.91kgのX1 Nanoが有力ですが、上で述べたようにX1 Nanoはまだデザイン面で粗が目立ちます。

X1 NanoとX1 Carbonの比較なら安定感のあるX1 Carbonをとりたいです。

Lenovoオンラインストア ThinkPad X1 Carbon Gen 9

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