AMDがモバイルノート用の新世代プロセッサー、Ryzen 7 3700U、Ryzen 5 3500Uなどを発表しました。
いままでノートPCのプロセッサーと言えば、Intel Core iシリーズ一択という感じでしたが昨年からAMDも選択肢に入るようになりました。
2018年(去年)にリリースした、Ryzen 7 2700U、Ryzen 5 2500UのパワーがIntelのCore i7-8550UやCore i5-8250Uと同等、あるいは少し上ということがユーザーに認知されたからです。
今回のRyzenの新モデルは、そこから少しだけパワーアップしました。
Ryzen 5-3500Uは、Core i5-8250UよりもWebブラウジングが14%高速で、メディア編集においては29%の差があると発表しています。
さらにバッテリー性能が大きく改善されました。
Ryzen 2000シリーズではCore iシリーズよりもバッテリーライフが短かったのですが、今回のRyzen 3000シリーズでは約40%も長くなりました。
薄型軽量のノートPCでは、CPUパワーよりも長時間のバッテリー駆動の方がありがたかったりするので、これはうれしい改善ですね。
Core iシリーズとRyzen 3000シリーズでどちらにするかますます迷いますが、価格的にRyzenの方が安ければ、Ryzenを選択する人が増えそうです。