話題の猫ゲーム「Stray」を普通のノートパソコンでプレイしています。
低スペックと書きましたが、それはゲーミングPCと比べるとという意味で、普通のノートPCとしてならそこそこの性能が必要です。
最低でも2020年発売以降のミドルレンジ機種は欲しいところ。
CPUがRyzen 5以上、Core i5以上ならOKでしょう。
筆者のPCのスペックは以下のとおり
・機種: DELL Inspiron 14 AMD (2022年発売)
・CPU: AMD Ryzen 5 5625U
・メモリ: 8GB (8GBx1)
・グラフィックス: AMD Radeon Graphics (内蔵GPU)
・価格 7万
ゲームの設定画面はこんな感じにしています。
- 解像度は1280×800
- 解像度スケールは80%
かなり解像度を落としています。
さらに、
- モーションブラーを少し落とす
- エフェクト品質とシャドウクオリティを「中」に落とす
と画質も少し落とします。
これで30fps(フレームレート)出ます。
Strayはそんなに高いフレームレートは必要ないゲームなので30fpsでも一応満足できました。
ただ最初のオープニングから最初のチャプターはかなり重く、15fpsくらいまで落ちます。実際動きもカクカクしていました。
でもそこさえ辛抱すれば、すぐに次のチャプターに進み、そこから30fps出るようになります。
いまゲームの中盤くらいまで進んでいますが、ずっと問題なくプレイできています。動きが激しいシーンでも25~30fpsくらい出ています。
画質は「中の下」~「中の中」くらいでしょうか。
キャプチャーをいくつか撮ったのでご覧ください。
ネットで見るレベルならこれでも悪くないと思います。
ただ他のハイスペックPCユーザーのキャプチャー画像と比べると、自分の画質の悪さがわかります。
まあこれはしょうがないですね。あまり他と比べないようにして自分が楽しめればそれでOKというふうに考えておきましょう。
画質にこだわるなら、ゲーミングPCを買うしかありません。そうなると最低でも12万くらいします。本機のように7万の普通のパソコンでも30fpsでそこそこ遊べるのでOKという人は当記事が参考になるはずです。
◆どのくらいのスペックならプレイ可能なのか?
チェックすべきは
・CPU性能
・GPU性能
の2つです。
CPU | PassMarkシングル | PassMarkマルチ | PassMark 3DMark | 評価 |
Core i5-8400 (Stray推奨スペック) | 2403 | 9239 | 8036 | 〇 |
Core i5-1135G7 (2021年のCorei i5) | 2729 | 10079 | 2762 | △ |
Ryzen 5 5625U (2022年のRyzen 5) | 2851 | 14621 | 2147 | △ |
Ryzen 5 5500U (2021年のRyzen 5) | 2456 | 13177 | 2001 | △ |
Ryzen 5 4500U (2020年のRyzen 5) | 2451 | 11074 | 2008 | △ |
Core i7-1065G7 (2020年のCore i7) | 2384 | 8678 | 1840 | △ |
Core i5-1035G1 (2020年のCorei5) | 2283 | 7618 | 1555 | × |
上で検証したRyzen 5 5625U + Radeon Graphicsという組み合わせで30fpsが出ることを考えると、表にあるようにCore i5-1135G7搭載機やRyzen 5 5500U搭載機も大丈夫でしょう。
2020年のCore i7、Core i7-1065G7もギリギリ大丈夫だと思いますが、Core i5-1035G1だと内蔵GPUの性能が落ちるのでちょっと厳しいかもしれません。
結局、画質をどこまで落とせるか?という話になりますが、Strayをどうしてもプレイしたい人は、まず今持ってるパソコンでプレイできるかどうか試してみて、ダメなら買い替えるというのが一番かなと思います。
2018年とかそれ以前の古いパソコンは買い替えた方が普段の作業効率もアップするので、思い切って買い替えた方がいいです。
上で書いたように、
・7万くらいのノートPC
・画質「中の下」
・30fps (支障なくプレイ可能)
は可能です。
Stray以外にもいろいろゲームを楽しみたい人は、12万~15万くらいするゲーミングノートを推奨します。
くわしくはこちらの記事を読んでみてください。