LenovoのTab M8 (FHD)は2020年発売の8インチタブレット
- スマホより一回り大きい8インチ
- 305gと軽く、片手で持てる
- 性能は低めだが基本的なことはできる
- ディスプレイはFHD(1920×1200)できれい
- 価格は2万円台
という特徴があります。
実際に1週間ほど使ってみましたが、なかなか良いです。
基本はネットと動画見るだけ、たまにゲームを楽しむ、それぐらいの用途ならこのタブレットがちょうどいいかなと思いました。
レビュー機のスペック
・OS: Android 10(初期導入OSはAndroid 9)
・CPU:MediaTek Helio P22T
・メモリ:4GB
・ストレージ: eMMC 64GB
・ディスプレイ:8型 (1920×1200) 、光沢、タッチ対応
・USB: micro USB 2.0
・インターフェイス:microSD、ヘッドフォン
・Wi-Fi: Wi-Fi 5対応
・重量: 305g
CPU性能は低め、「下の中」クラスですが、ネットや動画鑑賞といった普段使いならまずまず快適に動きます。メモリが4GBあるのも大きいです。後述しますが、ゲームも画質を落とせば快適にプレイできました。
上記の構成で価格は2.4万円(税込、送料込)と安いのが魅力です。
デザイン、ディスプレイ
カラーはプラチナグレー。
8インチと言われてもピンと来ない人もいるかもしれませんが、サイズはスマホより一回り大きいサイズ。
左がTab M8で、右は筆者のスマホ(Googel Pixel 4a)です。
Tab M8は片手でも持てるサイズです。
女性(妻)にも持ってもらいました。
ご覧のように、女性でも片手で持てます。
誤って落としてしまうこともなさそうなコンパクトさが良いですね。
重量は306g
300mlの小さいペットボトルとほぼ同じ重量。とても軽いです。
さすがにスマホよりは重いですが、片手で持ってゲームをしたり電子書籍を読んだりするのにも困らない軽さです。仰向けに寝転んだ状態で操作するとちょっと重く感じました。
ディスプレイは
・1920×1200
・縦横比は16:10
・光沢
・タッチ対応
・IPSパネル
という仕様。
高精細できれいなディスプレイです。色味もまずまず。光沢タイプなので映り込みはあります、あまり気にならないレベルです。輝度(明るさ)は実測で300nit。明るいリビングでも見やすかったです。
8インチというサイズは、電子書籍を読むのに適しています。
横向きで見ると、見開きになって紙の雑誌ようにマンガを楽しむことができます。
※著作権に配慮してボカシを入れています
良い: 306g、とても軽い
良い: ディスプレイは明るくきれい
良い: 電子書籍を読むのにいいサイズ
ベンチマーク
Geekbench 5.4のスコアは以下のとおり。
CPU性能は低めです。
◆ブラウザベースのベンチマーク
WebXPRTはブラウザーベースのベンチマークです。Webブラウザ上で比較的軽めの作業を行った場合の快適度を数値化しています。
本機のスコアは28でした。
有名なLenovoのChromebook、IdeaPad Duetよりも下。Snapdragon 630よりもちょっと下です。
性能的にはあまり期待できないですが、ネットと動画視聴に使う分にはまずまず快適です。
◆ウマ娘プリティダービー
人気ゲーム「ウマ娘」をプレイしてみました。
下の動画を再生してみてください。
画質は低めですが、レースシーンでもカクつくことはなく滑らかに再生できています。
動画はG1の桜花賞に出走したダイワスカーレットです。最後の直線でウォッカに差されて2着でした。
レースシーンは問題なかったですが、ロード中でちょっと待たされるかなという感じはありました。
◆Asphalt 9
Asphalt 9はシリーズ累計6.5億ダウンロードという世界的に人気のレーシングゲーム。
下の動画を再生してみてください。
こちらもレース自体は快適でしたが、画質はかなり低めです。
このゲームはきれいなグラフィックも魅力の1つなのでそれが大きく損なわれているのは残念です。
このゲームをWindows機でプレイしようとすると、2019年に買ったCore i5搭載機でもあまり快適ではなく、かなりスペックを上げる必要がありました。
それが2万ちょいのタブレットで一応それなりにプレイできるのはうれしいです。
側面の端子やボタン
側面のボタンは
・電源ボタン
・音量調節ボタン
とこの辺はスマホと共通です。
USBポートとしてmicro USB 2.0がありここで充電します。
できればこれはUSB-Cが良かったです。
あとはmicroSD。容量が足りなくなった場合はmicroSDで容量を増やすことができます。
悪い: USB-Cなし(microUSB マイナーな端子がある)
バッテリー、熱など
以下の条件でテストしてみました。
・画面の明るさをMAX
・wifi環境
・youtube動画を流しっ放し
結果は約9.5時間でした。
バッテリーライフは優秀です。
ゲームをしても熱くなることはありませんでした。
評価まとめ
短所
・USB-Cなし
長所
・軽くてコンパクト
・電子書籍にちょうどいいサイズ
・画質を落とせばゲームも軽く楽しめる
・2万円台
あともう少し性能が上だったらと思うことがありましたが、それだと4万とか途端に高くなってしまいます。
本機は性能面を少し妥協して価格を2万円台に抑えたのが良かったです。
8インチというサイズ感もちょうどいいです。スマホと変わらないじゃん?と思う人がいるかもしれませんが、実際に使ってみるとけっこう違います。
ゲーム画面の文字の大きさも見やすいですし、電子書籍も見やすいです。
youtubeを見るのにも適しているサイズです。
iPadの8インチモデルだと5万以上するのに対し、本機は2.4万円(税込、送料込)
価格の安さも魅力です。家族で使うタブレットとしてもおすすめです。
アマゾンだとこの価格です。